推し活のこと

読んだ本を吸収して、書きたい話を考えてひたすら書く。ということを学生の頃ずっとやっていた。人に見せたことはほとんどないけど、吸収しすぎて作家の〇〇とそっくりとか言われた事があって、必死で文体変えたこともある。
教則本は読んだことないけど、三点リーダーの使い方や句読点の使い方、カギカッコや書き出しの字下げなどは何かで知って実践している。学校の作文かな。多分正しく使えていると思う。
一人称の書き方、三人称の書き方は作家の文章で覚えただけなので、正しくないかもしれない。
就職してからは離れてしまっていたのだけど、推しが出来て彼らの日常を妄想してるうちに書きたくなって、二次創作にチャレンジしてみた。
友達に読んでもらうのが楽しくてしばらく書いてた。
作品が供給されなくなったので止めてしまったのだけれど、二次創作って楽だなと思ってその後は時々自分の妄想を吐き出したくなったら書いてた。
楽ってのは書くことがじゃなくて、設定を考えなくていいこと。既に何もかも用意されてる世界で性格も決まっているキャラを動かすだけなんだから、そりゃ楽だよ。

去年、新しい推しが出来た。何か書きたくなった。
一度やってみたかったのと、敷居が低くなっていたこともあって、書いたものをSNSに投稿。
思ったより受け入れられたので、1年ほどちまちまと書いては上げてみた。
目新しさが無くなったのか、読む人が一巡したのか、初めてUPした時に比べたら反応が落ち着いてしまったけど、読んで、楽しかったとチェックをつけてくれる人がいるというのは嬉しいことだ。

新しい推しは初期設定が甘くその時その時の設定がされていたりするため、はっきりした設定が実は少ない。
そのためファンの幻想や妄想がほぼ公式のようになってしまっている。集団幻覚と表現されていることがあったが、まさにそんな感じ。
だから解釈によっては「〇〇はそんなことしない/言わない」が発生する。
自分が信じた集団幻覚を基準に幻覚の上塗りのような二次創作を書く。
結構カオス。

最近知ったが、二次創作をしている人たちは、実は本編未視聴なんてのが割と多い。
客演回など本編ではない作品で見て好きになっているようだ。ちょっと驚いた。
だからその人たちが書く/描く二次創作はまさしく集団幻覚がベースになっているわけで。
それでよくショーとか見に行ってあれだけ騒げるな…。ミリしらとかいうやつになんないのかね。

そう言えば私の二次創作についてだけど、1年やって一周して気が済んだのか、何にも思いつかなくなった。
まぁ、供給がないせいもある。
供給に当たるイベントはほぼ東京だし、そうでない場合は住宅展示場(これなんでなんだろう)で、金も体力もないからいけないわ。
写真を撮ってもらえるイベントは、X見る限りえげつない争奪戦で、しかもチケットの取り方が特殊。
おばさんもうそんなのがんばれない。

書いてて纏まらない。ぐだぐだなままおわる。

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