内視鏡検査再び(大腸カメラ)

記録兼書置きとして。
あとウ○コ話注意。

今年の健康診断で、便潜血陽性だったから精密検査を受けなさいと指示が出た。
腸内部、またはどこかに出血が見られると言うことです。
健康診断を受けたクリニックでも、そこから紹介された専門医からも、おそらくは肛門付近からの出血が陽性反応を見せたのではないかと言う見立てだったのだけど、そういう結果なので検査を受けることになった。
ちなみに前回とは違う病院。前回はかかりつけの紹介だった。

今回は前回のように前日食セット等はなく、前日の夜に飲むマグコロールP 50g(粉末)を渡されたのみ。
検査予約票には前日の食事についての注意点がかかれており、消化の悪い食品(こんにゃく等)を食べないように、19時までに夕食を済ますように、マグコロールPは前日20時に300-400mlの水に溶かして飲むように、水・お茶以外は以後絶食とあった。
看護師さんには「普段は便秘? 当日しんどいからね、1週間は市販の便秘薬飲むなりして排便を整えておいて」と言われた。
#検査は初診から2週間後だった。

前回の大腸カメラ後からマグネシウム系の薬をかかりつけにもらってるので(便秘が続いて辛い時だけ飲みなさいといわれている)、一週間前からそれを毎日1錠といつものヨーグルトのセットで、なんとか予定通りの体に。
前回の食事セットを考えて、前日の昼はなか○のすだちうどん、夜は豆腐。
#翌日すだちうどんで少しミスったことに気付く。
指定どおり20時にマグコロールPを水に溶かして飲む。
やっぱりスポドリみたいな味がする。

朝起きて水だけ飲んで、様子見てたらトイレ行きたくなった。1時間で5、6回は行ったかな。水に近い下痢便状のものが出た。
病院に向かう頃には排便したい感覚は終わってた。

病院に着いたら部屋に案内された。
内視鏡検査を受ける人の控え室があって、隣が見えないように仕切りが付いてる座席がL字に並んでいて、鍵のかけられる棚が座席の横についてた。鞄はそこに入れるように言われた。
棚の高さは座ってちょうど肘掛になるくらい。
棚の上には小さいお盆と、名前の書かれた紙コップと、水500mlのペットボトルと、飴と薬。
席に着いたら看護師さんがボトルに入った薬を持って説明に来た。
ボトルの薬はモビプレップ配合内用剤一袋を1リットルの水に溶かしたもの、薬はプリンペラン錠5で、モビプレップを飲むと吐き気を催す場合があるので吐き気止めだといわれた。
ボトルの薬を300mlコップに注いでくれ、まず錠剤をこれで飲んで、残りを5~10分かけて飲む、あとは自分のタイミングで飲み切る、その後は水を1本全部飲む。飴は口直し。
トイレの場所を説明され、3回目からは状態を見るから洗面台の呼び出しボタンを押すよう指示された。
状態のよくなった人から順番に検査になる。

で、腸管洗浄作業開始。指示通りに全部体に入れ、後はただタイミングを待つ。
モビプレップはマグコロールより少しだけもったりした感じがしなくもなかったけど、やっぱりスポドリのような味。
前回はここまでの作業も自宅でやったわけだけど(薬等も含め流れは全然違うけど)、今回は病院。
私以外全部男性(しかも結構年配)で、仕切りはあるものの席から立ち上がれば顔も姿も見えるわけですよ。
ほんでここにいる全員がウ○コ待ちなわけですよ。
同時にトイレに行けば(4つ個室があった)隣から薬を排出してる音も聞こえるわけですよ。
3回目からは看護師さんに状態を見てもらうために流さず呼び出しボタンで呼んで、今こんなんですとトイレの前で説明する間にも別の患者さんがトイレに来るわけですよ。
なんだこの羞恥プレイ。

そんなこと思ったのはほんの一瞬だけですがね。
正直、全員の頭にあったのは「ウ○コと薬が予定時間までに排出完了しなかったらどうしよう」だけだったと思う。
他人がトイレに立つたびに、「やべえあの人もう○回もトイレ行ってるよ、順調なんだな、私今△回目だよ、しかもまだまだですねとか看護師さんに言われたよ、あっあの人検査に呼ばれた、ちくしょう一抜けか」とか考えてたよ。

で、実際の自分の状態はと言うと。
看護師さんに言われたとおり1週間排便を整えてたおかげか、割と順調に進んでた。
ただしここで昨日の昼選択ちょっとミスったと思ったのが、「ネギって消化悪い」。
うどんの薬味のネギがほぼ原型のまま出てきた。
ネギ除けて食べればよかった。
排出されるものに毎回わずかに滓が混ざってたせいで、OKをもらえたのは薬を飲み始めて1時間半後、検査に入れたのはその30分後だった。
部屋には自分を含め6人の患者さんが居たんだけど、その時点で既に3人が検査終了、残りの2人はあんまり進んでなさそうで、看護師さんにいろいろ指示を受けてたな。
私も前回の時自宅でやった時は便意を催すまで1時間半かかってたから、わかるよ~大丈夫か俺とか思うよね~大丈夫出だしたらどんどん出るよ~と心の中で励ましておいた。

さて検査室に入ったら、上は検査着下はお尻が縫い合わさってないパンツ。
腸の動きを止める注射を肩に打たれ、ふらふらするかもしれないから落ち着いてから帰るようにしてねと看護師さんに注意される。
横向きに寝かされ、膝を顔に近く、体を丸める感じの体勢をとらされる。お尻あたりにはペットシーツっぽいものが敷いてあった。
まぁ薬の残りとか出るかも知れませんしね。
その後カメラin。
前回は腸のねじれを取るとかいう作業が途中で挟まり、えらい激痛の目にあったわけですが、今回はそれはなし。
ただ、空気がカメラと入ってくるため、お腹が目いっぱい圧迫されるのは変わらず。ガスがたまって超腹痛い。
「空気がたまるとしんどいからね、オナラする感じでどんどん出していいからね、オナラじゃないんだからね」と先生からも看護師さんからも指示をうけ、ガスを排出すべくお腹に力を入れていたら「力抜いてねー」。
どうしろと。
その後一旦仰向けの姿勢を取らされ、また横向きの姿勢にもどり。
カメラが端まで行って戻ってくる途中、ポリープがあるから切除すると声をかけられた。発見した場合は切除すると検査前に説明を受け了承のサインをしてるので、許可を取ると言うより確認取られただけ。
んで終了。ガスでお腹が痛かったのはきつかったけど、それでも前回よりはかなり楽だった。

着替えが済んだら診察室に行き、画像を見せられながらポリープ(長径2cm未満)について説明。
これの検査結果は一週間後に出るので、それ以後に聞きに来てくれと言うことでした。

初診の時に「当日は検査費用どれくらいかかりますか」って聞いておいたんだけど、「ポリープが見つかった場合切除等の手術が入るので、数にもよるけど3万円くらいが上限かと」と言われたん。
お支払いは19,370円でした。ポリープ切除の5000点(本人保険3割で15000円)が効いてるわー。
前回がポリープ切除なしで6000円ちょっとだったから、切除が無かったとしてもそれくらいはかかったんだろうとは思うけど、ちょい痛い。
使い捨てパンツ代も明細に載ってた。あれ300円もするんかい。高いよ。

今回の大腸カメラはこんな感じでした。
検査結果が出たら追記する。

8/30追記。
検査結果が出たので聞きにいった。
良性のポリープだったので問題なし、一応経過が見たいから1年後にまた来てほしい、と言われた。
うーんでも健康診断で引っかからなかったら行きたくないな。準備がめんどくさい。

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