ヘアサロン

正月も来るしと思って頭を綺麗に仕上げて貰いに行ったんだけどさ。
いつもいつも思うんだけど、美容師さんつーのはどうしてああ喋りたがるんだろうね。

わしみたいな、一般女性が好む事柄にあまり興味がない人には、水を向けようとする会話だけでも辛い。
趣味がネットと猫とパソコンいじりだからな…。
映画はSFもの、ゴシックもの、歴史物だし。本はマンガばっかだし、若い女性がもてはやすような漫画家の本読んでないし。
あぁ何か話をするきっかけを探してるんだなーというのがひしひしと判るんだけど、美容師のお姉ちゃんが好きそうな話題なんか絶対持ってないので、プツっと会話が終わる。
ほっといてくれりゃーいいのに、しばーらくするとまた何か言葉の接ぎ穂を探そうとするので非常に面倒っすね。
つーかあの姉ちゃんは会話下手なんじゃねぇかな。
あんたが適当に喋ってこっちに「へー」「そうなんですかー」と言わせろよ、と。
喋ってるウチに客がノレるネタが出てくるかもしれんやろ、と。
わしだってクリスマスコスメくらいは興味あるんだしさぁ。
発売情報しか掴んでないから、ドコドコの○○は色がどうのこうの、って言われても困るけどさ。


今日のお姉ちゃんの水向け話。
美「旅行とか行かれないんですかー?」
わし「猫が居るので行かないです」
美「ペットホテルとかありますよね?」
わし「猫はテリトリー外の所に連れ出すとストレスが貯まるので、ペットシッターなら考えます」
美「そんなんあるんですかー」(もうこの辺で姉ちゃんがついてこられなくなってる雰囲気)
わし「あるんです。ベビーシッターみたいなもんです」
美「へぇー」

美「この辺で美味しいお店とか知ってはります?」
わし「この辺に住んでるので、食べて帰るくらいなら家に帰るんで知らないです」
美「そうですかー」

美「元々の髪の色って栗色っぽいですよね?」
わし「(肌が白い、髪が赤いは子供の頃から言われてるので今更なネタ)そうですね。子供の頃からです」
美「へぇー」

美「お正月とかおうちに帰らないんですかー?」
わし「帰りますよ。自分の部屋もうないんで、晩ご飯食べて帰るだけですけど」
美「そうなんですかー。あたしもね、客間とかに通されちゃいます。泊まったりはしないんですか?」
わし「(うちは客間なんつー余剰の部屋はねぇよ)部屋がないんで。寝るところがないです」
美「そうなんですかー」

不毛だ…。

ヘアサロン” への2件のフィードバック

  1. ご無沙汰してます~

    ホント同感です。ちょっと笑っちゃいました。
    私はちーさんよりもっと話題もないし、機転も利かないので
    何か雑誌でも持ってきましょうかって言われてしまいます。
    無論、眼鏡を外すと何も見えないのでお断りしますが。
    読むフリだけでもして遣れ(笑)

    面倒なのでここ数年、自分で髪の毛を切っています。
    ゆがんでいても目立たないから癖毛って便利。

  2. 雑誌は目の前に並べられていて、しかもわし読んでんのに話しかけてくるよ…。
    隣りでカットしてる美容師は声でかいし、通い始めたころは静かでいい美容院だったんだけどなぁ。

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