プロレス全然詳しくないんだが、背後から抱えあげて、えびぞりで相手を脳天から落とすのはどっちだ。
と妙な書き出しで始まったニッキは映画ネタ。
「お父さんのバックドロップ」を観た。中島らもさん原作の映画。
新世界プロレスに所属する看板レスラーと、その息子(10歳)の親子人情ものっす。
場所は大阪、昭和の下町。少し懐かしさを感じる舞台設定でした。
お父さんは不器用で、息子に愛情を伝える事が上手く出来ない。だから黙ってただ、息子が誇りに思える父親になろうと、レスラーとして頑張る。
ところが…息子は「レスラー」であるお父さんが大嫌い。お父さんが頑張れば頑張るほど息子に嫌われるという悪循環。
実はお母さんが死んだ時、お父さんは巡業中で不在、危篤状態になっても帰ってこなかったことを、息子は今でも恨んでいる。
だから「お母さんを見捨てたお父さん」も「お父さんを引き止めていたプロレス」も大嫌い…。
結構ベタなストーリーだし、大きな盛り上がりとかドキドキハラハラ感てのはない。
でもクライマックスのシーンではホロリと泣けたよ。
そこでホロリとするには、初めからぴっちり観ておかないと駄目だけどね。
万人受けする映画じゃないかもしれんけど、ホっと心があったかくなる、いい映画だと思った。
息子役の神木隆之介くんがすんげーかわゆいので、それだけでも楽しいよw
原作とはちょっと設定が違うのね。
原作ではお母さんは死んでないから、
映画用にドラマチックに作っているのね。
映画は映画 と思って観ると、面白いものが
出来上がっているんだろうね。
機会があれば見てみよう~☆
原作と設定が違うのか。図書館で借りてみよっと。
でもなんとなく思うんだけど、この映画は、原作を読んだ時の気持ちと映画を読んだ時の気持ちはそう変わらないんじゃないかなと予想。
わりとあるやん、「全然本と違う。つまらん」って映画。
あ、ちなみにらもさんは理容店店主で出演していますw