消失した時間

消耗品って、何故かいきなりいろんなものが無くなる。買う時期が近いせいか。
んで仕方ないので先日から毎日買い物に。
なんで１日で終わらないのかというと、店の場所がバラバラで、全部回って帰ると遠すぎるから。
で、今日の戦利品。

鼻風邪直らないので薬追加、ついでに頭痛薬。あとはちょっと洒落た100円ショップ（100円じゃないのもある）で買ったかごと、小さいガラスタイル。

それから何買うんだっけ…と思いながらてくてく歩いてたら「タイムサービス中500円！」と垂れ幕ぶら下げてるラーメン屋さんがあったので、胃袋の中も補充。
店を出たところで古本屋のチェーン店が目に入る。そう言えば探してる本があったんだ、と店内へ。
同じ作家さんの本は見つかったけど、目的のものは見つからず。仕方なく階下に降り、買い物の続きをと思ったら店頭にペーパーブック（コンビニとかに置いてある、紙の質が悪そうな300円くらいのマンガ本）のワゴンが出てて、昔ハマったマンガがあったのでつい手に取ってしまう。
今読んでも面白い…全部売っぱらったのは惜しかった…でも全33巻はスペース取りすぎだったからな…。
うぉっと危ない、読みふけっちゃ駄目だ。
本を戻して立ち去ろうとしたら、好きなマンガ家の本が店内に置いてあるのが見えた。
フラフラと中へ。
ここのコーナーはビニールかかってるのか…奥に同じ本無いかな…あ、この本昔読んでた。最終回どうなったんだ？　ち、これ最後じゃないのか止め止め、あの本無いかな、久しぶりに読みたい、あーこれ、買うほどじゃないけどオチが気になってたヤツだ、読んじゃえ。
……………。
ふと時計を見る。
ラーメン屋を出てから２時間は経過している。
私の時間はどこに消えちゃったのだろう？
そもそも、あと何を買おうとしてたんだっけ。

全然思い出せないのでもう帰ることに。どっちにしろ店閉まってそうな時間だったし。
帰り道の地下街で、高級中国茶葉を売ってる店の前を通って思い出した。
明日のお茶がない。＞＜