先日テレビつけたら、「天下を取ったあの名曲」とかいうスペシャル番組やってて、ちらっとだけ見てたんだけど。
昔のフィルムを流した後、現在の本人に歌ってもらう、っちう構成になってた。記憶に新しい曲もあり、タイトルしか知らない古い曲もあり。
そこに、懐かしいのが出てきたん。『草原の輝き／アグネス・チャン』。
子供の頃のアイドルちうたらまずピンク・レディなわけなんだけど、ピンク・レディの時はもう小学校に通ってて、友達と踊るだのグッズ買うだのしてたのを覚えてる。親にねだってレコードも買ってもらったしな。
が、アグネス・チャンとなるとさらに古い。当時の事で思い出せることっつったら真ん中分けのロングヘア、好きだったというおぼろげな気持ちと、「おっかのうぅえひっなげしのはぁなで～」（ひなげしの花）というワンフレーズのみ。
サビの所を歌う古いフィルムが流れ、その後アグネス登場。日本に来て長いのに、相変わらず外国なまりがあるね、この人。でもそれがかえって「変わらない人だよな～」とか思ったり。
そして昔のフィルムをバックに歌い出した「草原の輝き」。
♪居眠りしたのねいーつかー 小川のせせらぎ聞ーいてー れんげの花をまくーらにー いま 目が さめたー♪
……びびったよ、我ながら。
歌えるんだわこれが。全く忘れてたのに、アグネスとともに口ずさめてしまった。
今これ書きながらざっと調べたんだけど、この曲1973年の歌なのね。当時のわしに字がそう読めたとは思えんし、今の音楽番組みたいに歌詞が出る訳じゃないから、耳だけで覚えていたらしい。あやふやな部分を歌詞カードで補えば完璧歌える感じ。
そー言えば懐アニソンにはまってた時、あれも歌詞カードで補填すればほぼ完璧に歌えるの多かったんだよな。「1番だけ」だけど。（笑）
まさかそんな古い記憶がよみがえるとは、ホント驚いた。子供って意外と記憶力あるんだねぇ。
「う～ん懐かしい」と思った人！ 曲聞けるサイトみっけたから、行ってらっしゃ～い。
アグネス・チャン ワールド
余談。よみがえる、で思い出したけど映画「黄泉がえり」ヒットしてるね。昔から好きだった梶尾真治さんの本が原作なのでそれはそれで嬉しいんだけど、この動員数が主演の草なぎ剛くん目当てだけでないことを、切に願うわ。