えーいがー

…の話を書こうと思ったが、猫に片手を拘束されていて厳しい。
「人のセックスを笑うな」と「大帝の剣」と「シャーロットのおくりもの」を観た。
感想は後日。
右手を肘から腕枕にされては…。

と言うわけで続き~。

「人のセックスを笑うな」は原作未読。
映画は……ものすごく暇で、まったりゆったりしたい時、映画観ながら寝ちゃってもいいや~って気分の時に見ればいいのではと思う内容。
ものすごくリアルなんだよね、撮り方が。
会話の感じも心の動きもリアル。
リアルだと言うことは、現実世界のようである、ということですよ。
現実世界には、映画のようなドラマチックな展開もオーバーな感情表現もないでしょ?
そういうことですよ。
観ててもなーんも盛り上がらないし、なんでもないシーンの長回し多いし、BGMもあまり使われていない。
素人が撮った同人映画みたいだった。そういう上映会にも足を運んだことが何度かあるせいか、懐かしさも感じたな。
松山ケンイチか蒼井優か永作博美が好きなら、ボーっと観てられると思うよ。

次。「大帝の剣」。阿部寛主演。
まぁ原作が夢枕獏なんで、バイオレンスと魑魅魍魎とエロなんだろうと思っていたらその通りだった。SFもちびっと入ってる。
あ、エロは省かれてた。全年齢対象だからだろう。
時代劇特撮SFアクション映画とでも言えばいいのかな。
展開がお約束な感じに進んでいくから、安心して観られた。予測しなかったドンデン返し、ってのもなかったし。
最近の時代劇は流血OKになったんですかね? 斬られた役者からぶっしゅぶっしゅ血が噴き出しまくってて、若干キモかったんですが。殺陣は目を見張るような!ことはなかった。
昔の特撮好きな人なら面白いんじゃないかな~。ホントにお約束展開だから。
SF部分がやたら凝ってたんだけど、そこまで金かける必要あったんかいなと思う。
阿部寛は良かったよ。けったいな豪傑で。

次。「シャーロットのおくりもの」。
これあんまり予備知識ないまま観た。
シャーロットって主人公の女の子の名前かと思ってたら、こぶたと仲良しになるクモの名前だった。
ほんで、女の子とこぶたの心の交流ものだと思ってたら、このまま行けば食肉まっしぐらのこぶたのために知恵者のクモが頑張る話だった。
原作は童話なのかな?そして幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし、な展開だった。
レビューを見る限り「泣けた」人もいるみたいだけど、全然感情移入も出来なかったんで、ふ~んって感じで観てましたわ。
クモが一人で頑張ってて、他の連中なんもしてないし…当事者のこぶたもなんもしてないし…。
初めの飼い主である女の子(家で飼えなくなり向かいの農場にこぶたは売られた)がダコタ・ファニングだったんだけど、彼女の行動はストーリーの展開には全然関係ないし、わざわざ有名子役を持ってくる必要なんかなかったんじゃなかろうか。
まぁ子供の情操教育にはいいん映画じゃないですかね。

そう言えば「しゃべれどもしゃべれども」も先週観ましたが、これもイマイチだったっす。
もっと落語を前面に押し出した映画かと思ってたのに、なんか恋愛面をクローズアップしてて、もうそれだけでツマンネと思ってしまったよ。
落語じゃなくてもいいじゃん。
太一くんの落語と、右手で箸使ってたのには大変な努力を感じましたけどもね。

な~んか、「おおっこれすげえおもしれえ!」って映画になかなか当たらんなぁ。
あ、当たりで思い出したけど、「天元突破グレンラガン」は面白いね。
今ケーブルテレビで放送してんの。映画もやってるらしいけど、どうも単館上映みたいで、大阪はもう終わってた。残念。

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