ひさーしぶりに映画鑑賞の日。「ハッピーフィート」と「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」を見た。
「ハッピーフィート」はフルCGのペンギンものアニメ。歌が上手いのが素敵なペンギンである条件である中、歌が下手で踊りが得意な異端のペンギンが誕生して…という話。
ほのぼのかと思ってたら、後半に入ったら人間による環境破壊が絡んできて、急に社会派な展開に。
ものすごく陰気な進行に、気分はどんより。しかも「そんなオチかい!」という強引な終わり方。
前半をかなり期待しながら見てただけに、がっかりした。
せめて主人公のペンギンを、最後には全部産毛も抜けた立派な大人ペンギンの姿で描いてやれよと思った。
ニッキを書く際「あれ?今日2本見たよな。先に見たのなんだったっけ」と思うほど印象に残らない映画だった。
「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」はヒロスエさんが主役の映画。コメディで、バブル時代にタイムマシンで行って、今の世界を変えようという展開。
タイムスリップものって基本的に「過去をいじってはいけない」という不文律があるけど、「バックトゥザフューチャー」みたく主人公のいい方へいい方へと過去を変えていく作品もあるし、これはそっち系。
まぁツッコミどころはあるけど、コメディだし、笑い飛ばせばいいかなって感じ。
ヒロスエさんが可愛くていいっすよ。
あと、バブル時代を知ってる人なら「あああの当時ってこんな感じだったよね~」と懐かしく思えて楽しいかも。
わしはバブルの恩恵にはギリギリで与れなかった人なので、どれほど贅沢が出来たのかってのは判らないんだけど女性のファッションはツボったな。
クジャクみたいに立てた前髪、太い眉、ソバージュ、ボディコン。
みーんなこんなカッコでしたね。
ボディコンはまぁ趣味もあるから着ない人もいたけど、石を投げたら当たるほどクジャク前髪だらけだったな。
そういうノスタルジー的なおもしろさとは別に、ストーリーの方も人間関係をうまく絡ませて登場させてたのはよかったと思う。
ラストでこーんなに未来は変わりました!っちうのがまぁ大げさすぎてしらけたけど、コメディだしなと思えばそれも許せる範囲。
暇つぶしにいい映画かと。
フィートって…なんだろう…?