金曜日に「MANOR HOUSE」のDVDが届いたので、日曜日に観た。
でも1時間番組で全6話。4話で目が限界になって止めました…。
内容はというと、まぁ公式を見てもらえばわかることなんだけども、現代人が100年前の上流家庭を再現した世界に入り、当時と同じ生活を3ヶ月の間するという、イギリスのドキュメンタリー番組。
演じるのは全国から応募してきた8000人から選りすぐった21人。
シナリオは無く、ただ割り振られた役割に則した仕事を毎日こなすだけ。
でも当時のイギリスは階級格差がものすごいので、上つ方はきらびやかに過ごすことが仕事で、労働者階級は休息もままならないハードワーク。
エドワード時代として過ごしてはいるものの、中の人たちは現代人なので、労働者階級の役の人たちからは現代人らしい不満や意見が時折出てもめてたり、そうかと思うとバザーに現れた社会党(これも当時を再現。労働者階級の解放を掲げていた)の支持者に「君らに票を入れるよ」と本気で言ってたり、いつのまにかすっかり役相応になってしまってるのが面白い。
感想は多々あれど、映像がホントにすばらしいよ。
背景も、衣装も、調度品も。
それになんと言っても配役がぴったり来てるのがいい。
執事のミスター・エドガーは完璧すぎです。風貌も、仕事に対する姿勢も、これこそ執事!という感じ。
20世紀初頭のイギリスの生活に興味がある人、メイドが好きな人、執事やフットマンにあこがれる人は必見だと思う。
メイドカフェだの執事カフェだのに居る人たちを連想するとがっかりかもしんないけど。