ひさびさに違う話

外出したので気分を変えて。

バスに乗ると文字が読めないので(酔うから)音楽聴いてるんだけど、今入ってるのがウルトラマン主題歌集なのでたかみざーさんの声を聴く機会が増えた。
今日電源入れたら銀河の覇者だったのでがっつり高見澤。
ギンガからだとしばらく高見澤、アルフィーが続くので、ずっと作曲・高見澤を聴き続けてた。

なんか、あれだね。
アルフィーは基本的に愛と勇気と○○(ここはテーマによりいろいろ)なので、ヒーロー系に向いてることは向いてる。
999エターナルファンタジーはイマイチだったけど、アレはそもそも完結してない話のプロローグを何故か映画化した、おそらく松本零士ごり押し企画だったのではないかと思う。
そんな内容を読み切れない作品のテーマソング作れと言われたら、一般的な感じに逃げるしかなくてああいう曲になったのでは。安定の桜井ボーカルで無難に作った感じがする。
そもそも999は、ゴダイゴのテーマソングが有名すぎて、誰も勝てない。
さよ銀はメーテルがテーマになってる英語の曲だから枠が違うし。

閑話休題…。

間に他の人の曲も入るから、それを聞き比べていて、何となくの感じでしかないことだけど。
たかみざーさんの曲は基本的なドラマチックだわね。前奏、間奏が長くまず音を聞かせることに注視させてる。層も厚い。
歌詞より曲重視なんではないかと思う。
最近の曲は知らないけど、文学にハマっていた頃やたら歌詞が小難しくなって呆れたことがある。昔「歌詞は判りやすく」と掲げていたのを覚えていたので。
あとこれは、アルフィーの曲になじんでいる人ならほぼ判ってることだろうけど、2番の後間奏に入ってサビ手前のCメロになると拍子が「パン、パパン」になる。この拍子は位置は違えどたいていどの曲にもある。
それ以外にも「これはたかみざーさんの曲だな」ってすぐ判る要素があるんだけど、言語化出来てないので省略。判断は出来るけど理由が判らないんだよ。

で。

ウルトラマン主題歌に関しては歌詞は判りやすい愛と勇気と正義。光の面しかないからね。
これは高見澤ボーカルが一番あってると思う。この人が歌うと愛と勇気の歌詞がストレートに殴り込んでくるんだよね。ジャンプ系主人公的な感じ。
桜井ボーカルだと声の良さにまず気が行ってしまって聞きほれちゃうのだけど、湿度のある声だからか熱さはない。
高見澤ボーカルだと後ろは絶対振り向かないガチ熱血な感じになって、桜井ボーカルだと膝をついてしまってくやし涙にまみれてから這い上がってくる感じかなあ。
坂崎ボーカルの曲無いみたいだけど、この人だとたんたんとしちゃって熱も湿度も無くなってしまうから向いてないと判断されたんだろうな。
これはこれでラブソングとかだとうちに秘めた思いを持ちながらなにも告げずにそばにいる優しい男で、恋に破れた女からしたらもう最高にいいんだけどねえ。

そんなんなので、ウルトラマンに関してはたかみざーさんが一番向いてるんだろうな。自身がそもそもウルトラマン好きらしいし。世代とは少しずれてると思うのでちょっと謎だけど。
ざーさん54年生まれでウルトラマン初放送が66年だから、その時12才、小6か中1。中学は三年間バスケ三昧のはずなので、翌年のセブンを含め、子供向けテレビ番組なんか見てる暇あったのか?と思ってる。
再放送やウルトラファイトがあり、帰りマンの頃には高校生。バスケで挫折して、その頃はエレキギターとロック漬けになってるし。

まあいいか、そんなこと。

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