ひっさしぶりに二次創作した。
私は元々一次を細々と書いてた人間で、しかも完全自己満の、書き手も読者も私という、自分を楽しませるだけに書いてた。
と書けば聞こえは良いが、他人の評価が怖くて誰に見せなかっただけ。
20年くらい前のことだけど、とあるマンガに激ハマりしてさ。そん時初めて二次書いた。
うわあ二次って楽ーって思ったわ。
設定も背景もキャラクターの性格付けも用意されてるんだもん。
ファンの中で出来上がってる人物相関図や、何より原作からはみ出さないように注意する必要はあるけど、一から考える必要が無いのは楽すぎる。
何本か書いて友達に見せたけど、評価は悪くなかった。
でも同人誌作ろうとかそこまでのことでもなし、その子以外に見せるのはやっぱり恐かったんで、それで終わり。
読者は自分といういつもの体制に戻って、たまに二次も書いてたけど、そのうち創作しなくなった。
飽きたとかじゃなく、何にも浮かばなくなったので。
多分だけど、私自身の引き出しが空になった。
知識、資料、情報、自らの経験なんかで満たす必要があったんだけど、さぼってたからカラになった。
のめり込むような作品にも出会わなかったし。
ただ、作ったキャラクター達とはたまに脳内で遊んでる。
ほんでここで本題です。
ただいま激ハマりの原作をもりもり消化して、二次をしこたま読んで、見て、自分なりのキャラ解釈も固まって。
ああこれ、めっちゃ動かしたい。この私の脳内に居るキャラを吐き出したいってなった。
いつもはメモ帳使ってテキスト書くんだけど、pixivは小説枠もある。
このシステム使えば、なんか見栄えのいいのが出来るんじゃないの?
それにネット上にあるんなら、PC立ち上げなくてもタブレットでも書ける。
#しかしキーボードで打たないと「筆が乗らない」のでメインはPC。
という発想で、そこでちまちま書き始めて、ひと月で短いのばっかり6個くらい書いた。
同じテーマのものはシリーズ設定にした。
表紙も付くし、なんかかっこよさげになった。
例によって読者自分なので時間制限もなく、気が付けばできたものをひたすら推敲する日々。
読んで引っかかりを感じたらすぐなおしてた。
と、こないだ、こういうのが前から描きたいと考えてるというツイを見た。
その解釈が、ひと月書いてた中の一つとほぼ同じ解釈で。
えぇ…その方がそれ描いたら、私が後出しパクりになるよなあ…。それはやだなあ…って思った。
この時点でソレはだいぶこなれてて、書いた中では一番引っかかりが少なく、旬のキャラじゃないけど、一部の人になら受け入れてもらえるかな?と思えるものにはなっていた。
ので、かなりびびりながら、非公開を公開に変更した。
ありがたいことに読んでくれる人がいて、イイネしてくれる人も少しいた。
胸をほっとなで下ろす。面白いと思ってくれた人がいたのって嬉しいね。
が、今日になって、ウォッチリストに入れてくださる人か登場した。
ああ!これもともとシリーズ設定してたから!
だから末尾にそのボタンあるんだ!
やっべえ。
このシリーズ、小学一年生、中学、高校生時代を書いてて、公開したのは小学生。
このキャラ、ショタネタが一部で人気なんだよね。
だからそれを公開したんだけど…リストに入れてくれた人、絶対ショタキャラの続き期待してる。
どーすべ。
そんなにネタ無いぞ。
そもそも知ってる子供が居ない。友達のは赤ちゃんしか見たことないし、赤ちゃんは既にもう成人している。
リアル小学生の習性や発言なんかぜんぜん知らないぞ。
困ったなあ…。