トイレDIY余談

タンクレス風にしたことで個室内に手洗いがなくなったわけだけど、そうなるとタオルも使わないからタオル掛けが不要に。
吊り戸棚の物を取る時に邪魔にもなっていたし、電動ドライバー買ったんだし外しちまえ、と思って着手。
が、ドリルドライバーでは太刀打ちできないほどガッチリ留められてて、ネジがほとんど回らない。
やっぱプロはインパクトドライバー使って取り付けしてるんだなーと、少し前なら判らなかっただろうことを思う。
ほとんど利用されてないインパクトが会社にあったんで、数日お借りして作業再開。

タオル掛けの構造は、まず支柱部分を壁にねじ止め、その支柱を覆うようにタオル掛け本体をとりつけ、支柱とタオル掛け本体をねじ止めする仕様。
支柱側は壁に向かってドライバー回せばいいけど、本体側は外からねじが見えないよう支柱カバーの真下にねじがある。壁に対して水平方向で。

2本のうち、手前の回しやすいほうについてはあっさり外せた。
奥側、壁に近い側はインパクトの本体が壁に干渉してまっすぐ当てられない。
ゆっくりとそろそろとトリガー握ってやったんだけど…少し回っただけで後は空回りする。
おかしいなと思って覗いてみたら…ねじ穴が完全に舐めてました。

えーと、これは、私がやったの? もとから?
いやそんなことより、ねじ穴が舐めてて回せないことの方が重要。

ねじ穴が舐めた時の対処法を検索。
安くあがって簡単!と紹介されてたのは、太いゴムを当てて摩擦を増やせばまわる、というやり方。

太いゴムなんか無い。

次。ドライバーの先にねじ滑り止め液をたらし、摩擦を増やして回す。

ねじ滑り止め液

結果として、これを買って作業に当たってみたものの、やはり押しつける力を十分にかけられないせいかほぼ役に立たず。

次。ペンチでがんばって回す。

こういう場合用のペンチもあるらしいけど、次回があるか判らないものを1000円以上出して買いたくなかったんで、工具箱の通常ペンチを引っ張り出した。

ここまでの行程で実は少々はねじが回っており、、ペンチで頭を掴めるくらいはギリギリ出ていた。
始めは手応えなくて、ああ空回りしてるなあ…って思ってたんたけど、辛抱強くやってたら、微妙に回ってる手応え。

時間はかかったけど、無事ネジが外れた!

後は本体を外して支柱のねじもさっくり外して終了。
穴を隠すのに、以前何かをしようとして結局使ってない転写シールを利用。

…何か雑だよね、やることがね。

ウォールステッカーでも買おうと思う。

余談の余談だけど、「太いゴムで摩擦を増やして舐めたネジを回す」と言うのは「太さ」が重要ではなく「厚さ」が重要なんだと思う。
薄いゴムでできた保湿アイテムがあったんで端っこを切って使ってみたけど、一瞬でドリルに巻き付いたし、穴が開いただけで何の役にも立たなかった。

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