三原則

引き続き映画。「アイ、ロボット」。
ふつーにハリウッド映画。

特に破綻しているところもなく、恋愛要素もなく、淡々とロボットの革命を描き出してる感じ。
ロボット三原則を真っ向から否定する設定になってたのはびっくらこいたけど。
三原則はこういうやつ。

1)ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
2)ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
3)ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

詳しく知りたい人はこちらへ。

確か元ネタはアシモフの「われはロボット」だと聞いてたんだけど、引っ張ってきたのは三原則と、工学者カルヴィン博士だけなのかな?カルヴィン博士って確かおばちゃんだったと思ったけど、そこは若い美女になってたのが映画的。
ラニング博士も原作キャラだったかなぁ。図書館で借りて読んだからその辺曖昧だ。

三原則を基本としてロボットは作られるから、ある意味、この映画のようなことはあってはならないしあり得ないハズなんだよなー。
「バイセンテニアル・マン(映画では「アンドリューNDR」)」でも、アンドリューは「ロボットは人間を脅かす化け物」という偏見でずっと苦しんでた。
「アイ、ロボット」は、まさにその偏見を映像化した感じ。「こうなることを人々は恐れていた」というのを描いちゃった映画だ。

「アシモフもの」と思って観ると、あまりにも…なんていうか、やっちゃいけないものをやっちゃったー!って感じ。
なので、その辺はもうあっさり忘れて、単にハリウッドSFX大作と思って観てれば面白いっす。CG技術はスゴイし。

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