黒い……アクマがっ!

黒い悪魔と言えば……まぁだいたい想像つくとおもう。台所などによくいる、アレ。

米粒より一回り大きいくらいのは見慣れてたんだけど、ここんとこ、なぜか自室に黒くてでっかいのが一匹出現。

なんでだ? と思いつつほったらかしてたんだけど、やっぱしね、気になる。大きな顔してうろうろされると不快感がある。

そこで退治しようと思ったんだけど、敵は非常に敏感かつ足が速い。いつもいつも手の届かないところ、または空中へ逃げてしまう。

#ちなみに殺虫剤のたぐいがない。殺ろうと思ったら実力行使あるのみ。

しかしついに今日、殲滅するチャンスが。

敵はゴミ袋の近くをうろついている。しかも板間の位置だから、万が一つぶしてしまっても後かたづけは問題ない。

コンビニの袋を裏返して手に装着。虫取り網よろしく袋をかぶせて捕獲の作戦。

そろりと近づいたところ、敵はわずかに移動して部屋の角で待機。そこをねらい定めて……うりゃ!!

手はグーのままでつかんだと思ったところを見てみると、羽を捕まれて動けない悪魔がそこに。

その部分が内側になるように袋を裏返して(ピーーーーーー)て、あとは、口をしばってゴミ箱にぽい。ほっと一息。

が。しかし。

静かになった部屋で、カサリ…カサリ…とやーな音。コンビニの袋を軽いものが圧迫する音。

ゴミ箱付近から聞こえるその音に、第二の悪魔出現かとびびって確認しに行く。特に、何もいない。風のせいかな?

しばらくするとまた、カサリ…カサリ…。

も・し・か・し・て。

もっかいゴミ箱を確認すると、口をしばって捨てたコンビニ袋。それが微妙に動いて…カサリ…カサリ…。

ぎゃーーーーーーーーーーーーーー!!

袋の中で確かに体液をはみ出させていた悪魔が、死んでないーーーーーー!!

あまりの気持ち悪さに、その袋をさらに袋に入れて二重包装。そのまま外に捨てに行きました…。



恐竜時代から生き残ってきた種族は、なめたらあかんということですな。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です