感想しかネタがないのか

日曜は出かけたけどさ…寒さとコートの重さで肩は凝る、やけに人が多くて半ば人酔いという嫌な感じで戻ってきたので、月曜の今日はダラついてたいんですよ。

で、引き続き観たのが「マッハ!」。タイ映画で、ムエタイアクションもの。
ワイヤーアクション使わない、スタント使わない、早回し使わない、CG使わない、最強のムエタイ、というふれ込みの作品だったんで、どれほどすごいんかとかなり期待して観た。

ムエタイはかなりすごいっす。中国カンフーにはない肘技、膝技が目新しくも力強い感じ。昔のジャッキーの映画と比べると、より荒々しい感じ。あの肘技で頭部を直撃されたら死ぬと思う。敵の攻撃を避けた足がそのまま攻撃に転じるなんつーのは、見事としかいいようがない。
あと体の柔らかさ、敏捷さ、瞬発力もすごい。猿かと思うくらい。
肝心のストーリーのほうはというと、昔の香港映画のノリですな。わしは単純明快でアクションを見せるコトに重点を置いた作り方は好きなんでいいけど、深みが欲しい人には物足りないだろう。古くさいといえばそれまでですわ。
アクションの見せ場でスローモーションやリプレイを多用するのは、明らかにジャッキー映画の影響だろうなぁ。
主役のトニー・ジャーは織田裕二を田舎臭くしてタイ風にアレンジしたような容貌で、何より肉体が美しい。
トニーの同郷の青年ジョージ(ペットターイ・ウォンカムラオ)は南伸坊に何となく似てるし、ジョージの友人ムエ(プマワーリー・ヨートガモン)は広末涼子を連想する。
#上記3人の日本人俳優が好きな人、「似てねーよ!」と思ったらごめん…。
タイで好まれる顔ってのは、日本とあまり変わらないのかもー。
格闘技アクション物が大丈夫で、ストーリーにこだわらずただ「おぉ~」と思って見られる人にはお勧め。

まだまだ消化。「機関車先生」。口のきけない小学校教師が瀬戸内海の離島に赴任してきて、子供達と徐々に仲良くなっていく話。
体が大きいのと「口をきかん」先生だということで「機関(きかん)車先生」とあだ名を付けられる先生役に坂口憲二。デカイだけあって存在感はかなりある。
子供らはホントに元気で明るくて、年長の子が年少の子の面倒をみる、という昭和時代に見かけられた集団生活がよく描けてたと思う。
話の筋はいいと思うんだけど、なんか薄ーい印象。人情物のわりに、肝心の人情があまり強く出ていない気がする。
誰にもスポットが当たってないんだよね。なんか、朝の連続テレビ小説をダイジェストでお送りします、って感じで。ヒロインらしき女性も出てくるけど、さらっと姿を消してしまうし。
子役達だけがとにかく頑張りました!って感じかなぁ。
何に主眼を置いたのかよくわかんない映画だった。
原作があるようなので、そっちを読んだ方が楽しめるかもしれないな。

映画まだ5本くらいあるんだよなぁ。今月全然映画チェックしてないんだけど、追いまくられそうだからやりたくない。といって見逃すのも嫌だし。
悩む。

感想しかネタがないのか” への1件のフィードバック

  1. メール送ったんですが、届きました?(;´Д`)
    (ウィルコムに送りました)

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