wowowで「シャンハイ・ヌーン」やってたんよ。ジャッキー・チェンのハリウッド映画。
ホント言うとジャッキーの、アメリカを舞台にした映画はあんまり好きじゃない。ジャッキーは香港を舞台にしてこそ映える役者だと思ってるから、アメリカで東洋人をやってるジャッキーはなんか違うんだよな。西洋人から見た東洋人を演じようとしてるところが見受けられるというか、そういう偏見をわざと持ち込んでるというか。ま、香港が舞台の時は逆に、西洋人がかなり誇張される結果にはなってるから、映画を作るという体勢は全くかわりがないんだけどね。
で、映画の作り方なんかどうでもいいの。
カンフーはやっぱり本場仕込みに限るね! ジャッキーのカンフーはキレがよくて、見ていて美しささえ感じるよ。
最近、西洋映画なんかでもカンフーを取り込もうという風潮が少しある。つまりアクションシーンがカンフーなわけなんだけど、それってあくまで「カンフー風」なのね。まねっこしてるだけなのだ。
パンチはごまかしがきくけれど、キックはそうはいかない。カンフーの蹴りは片足立ちで連打出来るようなとんでもない代物のうえに、確実に膝を伸ばしきることでさらに威力を発揮するという、基本的な足腰の強さがなきゃ出来ない化け物キック。それを映画俳優が練習しただけで、再現できるはずなんかない。
そういう意味で、ジャッキーはやっぱりすごいと思う。俳優・監督をこなしながら、日々の鍛錬も怠っていない事を映画で証明してるわけだもんね。またベタな香港映画つくって欲しいわー。カンフーを全面に押し出した判りやすいヤツ。
…と、いやにジャッキーにリキ入ってますが。
ただ単に、ファンなのだ。すいません。(^^;
#そうです…最愛の生猫ジャッキーの名前は彼から来てるんです…。