何となく体調が戻ったようなので、嬉しくてチューハイ飲んだら気持ち悪くなった…馬鹿。
えとですね、先日大阪の中央図書館に行ったです。中央というのに東大阪市にあるのはこれいかに。
でもすっげーでっかい図書館なの。4階建てで、蔵書量もハンパじゃない。
ワタシは活字中毒のケがあるので、本が非常に好きです。本がいくらでもあるなんて環境…あぁ夢のよう。
この図書館に行こうと思ったのは、小学生の時に非常に好きだった本が書庫にあることがわかったので、それを読みに。
小学生の時図書カードが変わるたびに借りていた本が何冊かありまして、大人になってから、その本を探したりしています。最近の図書館はオンライン検索が出来るようになっていて、よその図書館にある本も借りることが出来るという画期的なシステムを取り入れてるのね。そのシステムを利用して、懐かしい本を借りてました。
でもアタシが読みたい本って、みんな書庫に入ってるのね。古いからしょうがないけど。で、取り寄せばかりしてるのも手間だし、自分で読みに行こうと出かけたわけで。
ここまで書いたら気持ち悪さ増大でダウン~。今は6/1。
中央図書館には「ビビを見た!」という本を探しに行きました。子供資料室の書庫にあったです。
この本、小学生中級向きの割にイラストが気持ち悪くて(改めてみたら版画だった)話も不気味だった。そんなんだから理解できなくて、分かりたくて何度も読んだ。
…大人になって読んでも、やっぱりわからんかった。(^_^;)
簡単にすじをいうと、生まれつき目の見えない少年が不思議な声とともに目が見えるようになる。7時間の期限付きで。しかし同時に世界中の人の眼が見えなくなり、しかも町に敵が攻めてくると情報が流れて大パニック。目の見えない人しか居ない世界は事故の嵐で死人が大量に出る。そんな中少年は新緑色の体に羽根を持ち、触覚をはやした5歳くらいの女の子に出会い、どうやら敵というのは彼女を追ってきた東京タワーほどもある大男らしい。少年は彼らのいざこざに巻き込まれるが、タイムリミットの直前、世界で一番美しいものを見つける。それは一糸まとわぬ緑の少女の肢体だった…。少年が視力を失うとともに、世界中の人は視力を取り戻す。少女も大男も世界から消えている。少年はその時知るのだ。世界で一番美しいものを見たのは自分だけなのだと。
…小学生向きの本て教訓めいたもんがあると思うんだけど、これの教訓、どこにあったんだろう?わからんて事は、わしまだ子供以下?