続・一年点検

土曜日は一年点検の、実際の補修日だった。
前回も書いたけど、こちらから指摘した補修項目は以下の通り。

・ベランダの外壁にひび割れ
・ベランダの床にめくれ
・リビング天井部のクロスに隙間

「午前中に伺います」という曖昧な設定だったんで、メイ○イさんをとんでもなくだらしないカッコでお迎えした過去もあったしと、今回は早起きしてご飯も食べて待ってた。
9時を過ぎてしばらくしたら、チャイムが鳴って兄ちゃん登場。タオルをバンダナのように巻いて、工具を腰にガラガラぶら下げて、脚立片手にやってきた。
上の三点を言ったらビックリ顔になって、「僕クロス屋やから壁は判りませんわ~。管理事務所に確認しますね」と来て早々電話。ペンキ屋さんは別口でちゃんと手配されてるとのこと。

兄ちゃん仕事開始。まずベランダのはがれをコークボンドでちょいちょいと貼る。
それから部屋に戻って、クロスの隙間をひたすらコークボンドで埋めていく。上手いもんだ、さすがプロ。
わしの不注意で天井のクロスを少し引っかけてしまったところがあったんだけど、それもカッターでシワになってる部分を引っかけて伸ばし、ボンドを付けて、半乾きになったらめくれたクロスをぺたり。カッターの先で丁寧に隙間無く貼り合わせた後、ローラーでごりごりならしていくと…おー、全然判らなくなった。

そうこうやってるウチにペンキ屋さん到着。壁のひび割れに早速取りかかる。
「こんなんやったらナンボでもやりますからね~気ィついたトコ全部言うてや~」とクロス屋の兄ちゃんが言うんで、そうなるとなんか些細な隙間まで目につきだしてあっちだこっちだと直してもらいまくり。
と…ペンキ屋のおっちゃんが、ベランダでなんか怒っている。ケータイ片手に、相手に文句ぶちまけている。
「色全然違うやんけ! こんなん白やろ! いや、それは上の方や、○階や○階! たまご色みたいな色や!」
ウチのマンションは、最上階とその一階下だけ外壁の色が違う。どうも調合されたペンキが、その上階の外壁の色だったらしい。
おっちゃんはその後ペンキを探しに一旦退場。目立つ隙間も無くなったんでクロス屋の兄ちゃんも退場。

暇だったんで掃除とかしてたらそのうちおっちゃんが戻ってきて、やっぱり色が無いとのこと。ペンキが入るのが水曜日以降になるってんで、壁の補修は来週に持ち越しになった。
ひび割れのほうは埋めたァるんで、とおっちゃんは平謝りして帰ってった。

クロス屋の兄ちゃんが補修してる時、暇だったんで訊いてみた。
「なんでクロスに隙間開いてきますのん」
「マンションてね~あんまり感じひんと思うけどビミョーに揺れてますねん。上の方(の階)なんかもっとようけ開いてますよ」
どうもその揺れによって、ぴったりと貼ってあるクロスが引っ張られてだんだん開いてくる、と言いたいらしい。
ホンマかいな。

現在ベランダの外壁は、ひび割れを塞いだ補修剤の白が目に鮮やかです。

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