なかなか終わらない

録りためた番組ってなかなか消化しきれないね。
私の場合はほぼ映画なんだけど、1本2時間あるしほぼ字幕なので、続けて見るのは2本が限度。それ以上は目に来ちゃって駄目だ。
なので余計進まない。

昨日見てたのは「蛇鶴八拳」と「Emma エマ」。

「蛇鶴八拳」はジャッキー・チェンの若かりし頃の古い香港映画。
今月WOWOWは3ch体制になったということで企画放映をいくつかやってるんだけど、その中の一つがジャッキー・チェン大全という企画で、古いのから新しいのから35作品一挙放映。
中学の時に空前のジャッキー・チェンブームがやってきて、その時ジャッキーの出演してる過去映画が次々と公開。テレビでもたくさん放映された。
私もブームに乗っかってた口なので、その頃に見た作品がズラっとあってさ~もうどうしましょうって感じ。
とりあえず絶対見たいのだけ予約した。

で、「蛇鶴八拳」なわけだけど。
あぁ…昔の映画だなぁ…ってつくづく思った。
中学の頃はジャッキーが出てれば何でもよかったけど、今見るとやたら古臭い。
ジャッキーがコミカル路線を取り入れる前の映画なので、「拳法は強いが怠け者でちゃらんぽらん、師匠が殺され目が覚める」という古いなりのお約束展開もないためメリハリがなく、ジャッキー映画ならではの面白さがない。
まぁ、ジャッキーの1本おさげと長衫姿が見られるのがいいかなーくらい。

「Emma エマ」は19世紀イギリスの上流階級の、知性も教養もあり芸術にも秀でた明るい「お嬢様」がヒロインである、と理解・納得した上で見れば面白いのではないかと思う。
現代の感覚で見たらうざいことこの上ない女性だから、私はどうしてもそういう目で見てしまって不快だった。
内容は主人公エマが、自分より階級は低いが気立てのいい友人をいいところに縁付けようと空回り奮闘する話。
振り回されている友人ハリエットが気の毒すぎる。
衣装や背景、生活様式などは当時を思わせる演出なので、それは見る価値ありですよ。

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