今日はのんびりだったので映画の消化。
「タイタンの戦い」と「パーシー・ジャクソンとオリンボスの神々」。なんか似たような題材のを続けて見てしまった。
「タイタンの戦い」は過去の映画のリメイクでもあり、親しまれた神話の一つを題材にしているから、ストーリー展開や演出はどこか古っぽい。そこに最新の映像技術を取り入れて派手な画面作りをしたわけですね。
主人公はペルセウス。ペルセウスと言えばメデューサの首を手に入れて、アンドロメダ姫を海獣から救い出した英雄。ゼウスの子供で半神半人。
その話を「人間ペルセウス」に重点を置いて描いた映画っす。
展開は全部読めてたけど、脚本オリジナルの部分である、神々への反抗心とか生い立ちとか面白かった。
でっかいサソリが出てきた時は「わ~……怪獣映画……」と思ったwww
しかし姫を襲う海獣はくじらの化け物だと思ってましたが(私が見た本の挿絵はくじらだった)、クラーケンという名前だったようで、タコのような腕を持った顔の怖い怪獣でした。
重々しい雰囲気の映画の後に「パーシー・ジャクソン…」を鑑賞。
うーん20世紀FOX。暗さが全然無い。舞台は現代。
主人公のパーシーはポセイドンの子供。半神半人。
ペルセウスが終始神の力を否定していたのに対して、パーシーはピンチになったら神の力使いまくり。現代っ子です。
初めのシーンで、人間に化けたポセイドンとゼウスが会話してるんだけど、なんでこの二人わざわざ人間界で話してるんだ。しかもゼウスが「稲妻盗まれた」とか言ってるし。
何でそんな大事なもの盗まれるわけ。オリンポスのトップのくせに脇が甘すぎだろうと。
他にも「え~」「それはない」と思うことが多々あって、色々ツッコミしまくりで見てた。
直前に「タイタンの戦い」を見ていたから比較しながら見られたけど、これ単体で見てたら、たぶん途中で飽きて倍速鑑賞で筋だけ追って終了だな。
途中でヘルメスの息子が出てくるんだけど、「ヘルメス…マーキュリー…羽のサンダル…メッセンジャー…エンゼル体操のムキムキマン…」と変な方向に考えが行ってしまった。
ローマ神話とギリシャ神話がごっちゃになっているよ私。
どっちの映画にもメデューサが出てくるんで、なんか「ピグマリオ」が読みたくなってしまった。