カムイ外伝見てきたよ。
原作の方は子供の頃にアニメを見た記憶はあるものの、内容はサッパリ忘却の彼方。
でもカムイ結構イケメンでかっこよかったよな~という印象だけが残ってる。
映画を見に行ったのは松山ケンイチが主演という理由だけなんすけど、マンガ原作、忍者という特殊な人物設定とゆーことで、正直期待はしてなかった。
マンガ原作で特撮必須の映画の場合、出来のいい仕上がりってあんまり無いし。
しかし思ったより出来がよかった。人物像もそう違和感なく見られた。
原作ファンの人がどう思ったかは知らないけど、そこそこ楽しめたよ。
ワイヤーアクションとかCGとかが上手くないのは日本映画だし期待するだけ無駄と開き直ってる。
脚本とか演出でも正直これはどうよと思うとこあるけど、前に書いたとおり期待値が低かったのでまぁ許す。
役者が実際に体張ってアクションしてるところはそれなりに見られたよ。
んーでもやっぱ主役が松ケンだったことが一番強いのかな。
彼じゃなかったらもっとアラが目立ってつまらなく感じたかもしれん。
そういえばお客が結構年配の方多くてびっくりした。
会話の感じから白土三平のファンなんだなってのは判ったけど、その人達がガッカリしないで帰れてたらいいなあ。
個人的には松ケンの走りっぷりに惚れた。
陸上やってたそうで、ラストシーンで海辺を全力で走るんだけど、凄く綺麗なフォームで見とれましたよ。
あと出血シーンは少し規制が緩くなったのか、流血、噴血シーンがあった。
以前は演出であまり使われてなかったと思うん。
痛そうだけど、それが正常なんだからそれでいいと思うですよ。
切られたら血が出て痛い。大事なことです。
#しかし切られた不動(伊藤英明)、あの姿で長々喋りすぎ。そんな傷追わされたら長台詞吐く前に死ぬって…。
変異抜刀霞切りはかっこよく撮れてた。
弟が原作持ってるから今日読みに実家に帰ってたんだけど、カムイ外伝3巻まではサスケと同じような画風なのに、映画で取り上げたエピソードである4巻から突如劇画。
見やすくてかわいらしさもある3巻までの画風で読みたかったなあ。