今度はアニキが…

夏にコバキヨさんが亡くなったばかりだというのに、今度はアニキが。水木一郎が亡くなってしまった。
今年は貴重で偉大な先人が亡くなる年だなぁ。清川元夢、梁田清之、渡辺徹、仲本工事。一度は姿や声を応援した人達。志垣太郎も先日亡くなってしまったし。
でもやっぱりアニキが一番辛い。
先日何かの記事で車椅子で舞台に上がってる写真を見て驚いた。
元気印の人だと思ってたから病気だなんて思わなくて、舞台に上がってるし、気力は十分あるんだ、もう70過ぎてるし、足腰が弱ってきただけなのかもと思っていた。
まさか癌で、全身に転移してるとか、想像もしなかった。
マジンガーZ50周年の今年。そのOPで熱い声を聞かせてくれた男は行ってしまった。
私の人生はアニキの歌声で支えられてたよ。
ロボットアニメ、等身大特撮。昭和40年代に大ブームになった子供向けの作品群。
そこには必ずアニキの歌があった。
ウルトラマンだって、テレビのOPは平成に入ってからだけどいくつか歌ってた。
何時だったかツタヤで借りてきた兄尊。懐かしい特撮主題歌やアニメ主題歌がたくさん入ってて、これもあれも水木一郎だったんだと嬉しかった。マジンガーZが発進する時の曲が「Zのテーマ」というタイトルだと知れて嬉しかった。
私のお気に入り曲が詰まった特撮・アニメフォルダは半分以上アニキの歌だ。

堀江美都子はデビューが早かったから歴の割にまだ若いけど、ささきいさおも高齢だし、彼が行ってしまったら完全に時代が終わってしまうんだろうな。
もちろん次世代もしっかり育ってるしアニソン界は無くならないけど、私の持ってる世界は終わりだ。あとは思い出だけ。
アニキありがとう。私が生きてこられたのは熱いヒーローソングがあったからです。

人の命は尽きるとも 不滅の体 マジンガーZ

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