仕事の忙しいのも一段落したので、少し休憩してた自炊を再開。
前回で書いたとおり結局レンタルをひと月延ばしたんで、マンガは全部やっちまいます。
蔵書の電子化半分以上終わっていまさらかよと思うけど、モノクロページのスキャン時は向きの設定を「自動回転」から「回転しない」に変更。
入れ間違いはしないし、たまに判別を間違われて回転されたりしてるんで、それ防止で。
新書判を始めるにあたりお試しで古いマンガを何冊かスキャン。今までと同じ流れで作業をして問題なし。
#古い本は背の糊がヘタってきてるから分解が楽…。
さてそれでは!と現在も連載中の少女マンガのスキャンを始めてみた。
コミックは少し裏写りがあるしと思って裏写り軽減モードで作業。
このモードにするとスキャンした画像が少し白っぽくなるんだけど、まぁいいかと思って4冊ほど作業完了。
線もあんまり出てないしいい調子ー♪ って思ってたんだけども。
線以外のところも確認するかと思って何ページか見てたら、白い髪の友人と話す主人公のシーン、心象を表すために黒髪の主人公も友人も服装含めほぼ真っ白、ドキふわな1ページ。
って、ちょっと白すぎやしないかい。
おかしいなと思って原稿を見たら、ページ一面薄いアミトーンを使ったトーン削りと、点描でキラッキラなページだった。
淡い効果が全部飛んじゃってるー!
そうか、少女マンガって線が細いこともあるけど、そういう淡く見える手法も多用してるんだった。
だから全体的に白っぽい印象になるんだ。
4冊まるまるスキャンしなおしです。泣ける。
裏写り軽減モードはどういう本なら効果的に使えるんだろうね。
女性誌でやってる女性作家のマンガは上記の理由で駄目っぽい。
活字の本とか? でもそういう本だと逆に裏写りなんか気にするほどでもない気がする。
アクションの多い少年マンガだと画面がかなり派手だから、逆に裏写りが目立たないだろうし。
青年誌のマンガとかならいいのかな。
作業中音が無いのも暇なんでテレビつけてるんだけど、映像を見ないと楽しめないもの、字幕ものはそっちに気をとられるから見られない。
amazonプライムに入ってるんで、古い特撮流しっぱが一番楽。
30分で終わるしストーリーは単純だし、チラ見で十分楽しめる。
とこれを書きながらずっとスキャンしてるけど、やっぱそれでも少女マンガはスキャン楽だなぁ…線が目立たなくて。
紙面が黒いマンガに比べて倍のスピードで作業が進むよ。
今日中に既刊を全部取り込みしたいなあ。うちの本棚で一番場所食ってるマンガだし、これが無くなったらすごく作業が進んでるような気になれると思う。
そういえば、自炊のための断裁した本もオクで売れるらしいね。
多少の小遣い稼ぎになるかもしれないけど、売れるかどうか判らないし、売れたところでやり取りや発送の手間を考えるとめんどくさいからいいや。