サイボーグ009VSデビルマンを見に行ってからだいぶ頭がおかしい私ですこんにちは。
ブルーレイの予約もしました。
#劇場で先行販売してたらしいが気づいてなかった。
そのあとTVデビルマンのブルーレイを買い、デビルマンGを買い、デビルマンレディーはインターネットカフェで読んだ。
ネオデビルマンとAMONデビルマン黙示録はもともと持ってたから別に何もしなかった。
バイオレンスジャックは昔全巻持ってたけど、場所食うので売り払ってしまった。
そして実は本家本元のデビルマンは持ってない。
レディーを読んでからネットで考察サイトや個人の感想なんかを見て、思ったこと。
既に考察サイト等で語りつくされてると思うので、まぁ考えの浅い一個人が思ったことと思ってちょうだい。
デビルマン終了後、二つの作品が「デビルマンの続き」になった。
バイオレンスジャックとデビルマンレディー。
VJの時は、ちょっと唐突だなぁと思ったものの、まぁ永井豪キャラ大集合マンガだし、落としどころがそれになってもありかと思った。
サタンを摑んだデビルマンが明になり、それを見たサタンが了の顔になったので、了が明にまた会えたことで満足して、それで崩壊に歯止めがかかったかなと想像したし。
ラストシーンでVJ居たから、世界は何も変わらなかったのだ、と思った。
一方のDL。
これはちょっとさすがに無理。
途中まではよかったのに、最後で急転直下して、なんだこれーになった。
現世の明、どう考えても明じゃない。
地獄の明も今一つ明くんじゃないように思ったけど、現世のは絶対違う。
この明は了が望んでる、「ぼくのかんがえたふどうあきら」だよ。
だって明くんは美樹のもの。
明は美樹のためにしか生きてない。美樹が死んでしまった時自分も死んだようなもの。
最終決戦に挑んだのも美樹のため。美樹が生きていける世界を守れなかった自分への怒りと、壊したサタンへの怒りが原動力。
それが「地獄の仕組みがよくわかりました。人間はほっといて共に手を取り神と戦いましょう」なんて考えるとは思えない。
美樹のために涙した男はこんなこと言わないです。
VJの世界に、早乙女門土と身堂竜馬がいる。
竜馬は門土とずっと関東をふらふらしてたけど、その門土は、竜馬がこうあってほしいと思って作り出した、肉を伴った幻影だった。
了がやってることって、これと同じだよね。
神の眷属が作り出したものだからそれは幻影ではなく本物だけれど、こうあってほしいと望んで作り出したことには変わりない。
もうこの時点で、この明は本物の明じゃない。
レディーの最終話で大きくがっくりきたんだけど、そう考えたらすごくすっきりした。
あれは了が望んだ世界、アナザーワールドであって、デビルマンの物語じゃない。
原作デビルマン以降の不動明(デビルマン)が出てくる話は全て、了が生み出した、自分が望む明がいる世界のお話なんだ。
そしたらもう和解しようが共に戦おうが、了がそう望んでるんだからそうするに決まってるよねー。
となると、実際に世界を作って語っているのは永井豪なので、了=永井豪か。
永井先生はどんだけ了が好きなんだ。
了を幸せにするためなら何でもアリなんか。
そのためなら明がどうなってもいいのか。
たまらんナァ。