ものすごく残念

「カラフル」を鑑賞。わりと評判がよかった覚えがあったので、そこそこ期待した。

脚本はすごくいい。
原作は未読なので、原作ファンから見た出来は判らないけど、よくまとまってると思った。2時間飽きずに鑑賞出来た。
映像も、俯瞰のシーンや街中、建物の描写は実写を上手く馴染ませてあり、とても美しい出来はだった。

ただ、集中して見ていられなかったので、感動とか深い考察は一切出来なかった。

集中出来なかった一番の理由は声。
アニメーション映画なのだけれど、メインキャストは俳優やタレントがやってる。
これが聞くに耐えない下手くそで。
声優経験がなくても、声の抑揚を演技に取り入れてる役者さんなんかはアニメ初挑戦でも意外に上手い。
実際この映画でも上手い俳優さんもいた。
けどどーしょーもなく下手なのが大半を占め、特に主役に絡んでくる少年の、中途半端に関西弁が混じる台詞が気持ち悪すぎた。
おそらく関西出身ではない人が演じているので、無理矢理感が目立って仕方がない。
あんなん聞かされるなら、いっそ台詞全部関西弁にするか、全部標準語にしてほしかったね。

もうひとつの理由はキャラクターデザイン。これも中途半端なデザインで、目元はアニメ・マンガ寄りなのに、口元はリアル寄り。なのでどうにも可愛くない。
リアルな感じにしたかったのならすべてリアル寄りにしとけばよかったのに、バランス悪くて見辛かった。

そんな感じで、アニメと言う面で大失敗感アリアリ。
いっそ実写映画にすりゃ良かったのにと思う。
若干ファンタジー要素はあるけど、ほとんどがリアルな現実世界なんだから、実写で十分撮れるよ。

しかしアニメにしろ実写にしろ、やっぱ脚本がいいといい作品になるみたいですね。
春からずっと、一つの深夜アニメを見てますが、これがもう、脚本がクソ過ぎで。

あかんすげえ眠い。
得体の知れない入力をしてしまいそうなので、そうなる前に撤収ー。

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