久しぶりに映画消化デー。
「ウルトラヴァイオレット」と「ブロークバック・マウンテン」を観た。
「ウルトラヴァイオレット」はミラ・ジョヴォビッチが刀と銃を持って大暴れだと聞いてたのでかなり楽しみにしてた。
実際アクションの方はかなりのもので、ありえない感じがすごくマンガ的なんだけど、派手に見せてくれる。
でも「リベリオン」の時のような爽快感はないな。キレがわるいというか。
それと、ちょっと脚本イマイチ。ストーリー的にはあまり引き込まれ感がなかった。心理描写があまりないので、キャラクターが薄く感じるんだよね。
ミラがとんでもなくかっこよくて綺麗なので、それに救われてる感じもする。
期待ほどではなかった、というのが正直な感想。
観る側が「リベリオン」を意識すればするほどガッカリすると思う。
予備知識ゼロならまぁ特撮みたいで面白いんじゃないかな。
「ブロークバック・マウンテン」は上映当時話題になってたので観た。地味ながらも表現が深くて美しいらしかったので。
「カウボーイの二人が心ならずも禁断の恋に落ち、一度は離ればなれになったが、再会後再び熱い思いが再燃する」という予備知識で観てたけど……イマイチ面白くない。
役者さんの演技はよかったんだけど…となるとまた脚本か!? 最近何観ても、脚本いけてねぇーと思ってるなぁ。
だいたい、役者さんの知識が全くなかったんで、二人とも同じような衣装(カウボーイ姿)で、どっちが誰かしばらくわからんかったよ。
「この仕事が終わったら俺結婚するんだ」つってた人が、閉鎖された過酷な環境でつい魔がさしてしまってコトに及んでしまった…と受け取って観てたので、なんであんなに二人が4年経ってなお愛し合っていたのかじぇんじぇん理解できず。
生活苦で、「あぁあの時の山の暮らしはよかったなぁ…」なんて思い出美化して逃げ場にしてただけなんと違うか、と。
その山の暮らしだって、仕事サボって遊んでたせいで羊はコヨーテに食われてたし、無責任だお。
ここまで書くのに、書いちゃ消し書いちゃ消ししてたんだけど、それで思ったんだけど。
この映画、共感できるところが全然なかったんだ。だからおもろくなかったんだわ。
とゆーわけで、共感できる人は面白いんじゃないかと思います。レビューサイトでも点高いし、たぶんいい映画なんでしょう。
#オマエも無責任ー。