昨日23時過ぎ。
さてそろそろゲームでもと、アイコンをクリックするかしないかのタイミングで、突如全ての電源が落ちた。
ブレーカーが落ちたんだと思って配電盤を見に行くも…異常無し。
窓から斜め向かいのマンションを見ても…明かりがついてる。
このマンションだけ停電? システムエラーかな。
サイレンを鳴らして緊急出動車が大挙して走ってるのが聞こえる。
とりあえず非常灯片手に一階まで降りていくと、同じマンションの人が何人か出てきてた。前の理事長さんが携帯で警備会社に連絡を取ったとのこと。
が…どうもおかしい。
斜め向かいのマンションは確かに電気が来てる。そのマンションの前の信号も生きてる。
でも、ウチのマンションの前の信号が死んでいた。
真向かいの広告の照明も落ちている。
どうも自分家あたりの一帯がピンポイント停電しているようだった。
パトカーや消防車はガンガン走りまくっている。
上階のお姉さんが言う。
「なんか、ボンって音しましたよね、停電する前」
PC2台とディスプレイがいっぺんにドスっと電源落ちたから、その音かと思ってたけど…違うのか?
警備会社の人が来る。前理事長さんと警備員と警察が話をしてる。
一通り話が済んだタイミングで前理事長さんのところに行く。
「この先で事故あったらしい。警察が関電(関西電力)に連絡してくれたらしいけど…後はもう、待つしか」
事故? なんでそんなんで停電が。
上階のお姉さんと二人で、現場を見に行ってみることにした。
ところでウチのあたりは、電波障害等の問題もあるせいか、電線は地面に埋め込んである。なので、歩道にその電線を管理するボックスが点々と設置してある。
こういうやつ。
現場に到着したら…ナンダコリャ!
暗い中で撮ったので真っ黒けで、何がなんだか判らん写真ですんません。
左の四角が先ほどの緑のボックスが設置されていた場所。
右の四角が吹っ飛ばされたボックス。
白い線は電線でございます…。
へしゃげたボックスの向こうには腹を空に向けた車と、横転したバイク。
察するに、車とバイクが接触、ハンドル操作を過った車が電源ボックスに激突、全部もろともにボカーンって事っすね…。
これでは電気が来るわけ無い。
二人でマンションに戻り、そのまま自室へ。
電灯点かない、暖房点かない、パソコンも使えない、セキュリティも動かない。
非常灯の充電が切れたんで懐中電灯を点けたんだけど、この豆球がやけに暗い。
暗いよー寒いよー怖いよー。(T-T)
外からは警官のホイッスルが聞こえる。信号が死んだので、交通整理をしてるのだ。
マンションの真ん前に警官が居るなら泥棒の心配は無かろうと思い、何も出来ないし寝ることに。
いきなり電気が復旧して、災害に繋がったら怖いからブレーカーは落とす。
でも復旧がいつになるのか全然判らず、明日の朝まで?もしかしてもっと?避難しなきゃ駄目かも!とか思ってると怖くて眠れない。
ものすごく不安になってきたから、夜中だというのに友達に電話。30分ほど話し相手になってもらう。
さて寝よう、と布団を被って、しばらくして起きあがる。
冷蔵庫止まってるんじゃん、氷出しておかないと水浸しになる。
ああ冷食は駄目になっちゃうな…お肉も悪くなる…たまねぎは根野菜だから平気か。
そんなことを考えながらアイスの実を食べてたら(溶けられるくらいなら、と食っていた)…警官の笛が聞こえないことに気がついた。
ブレーカーをONにした。
電気点いたあぁああ!
復旧は1時過ぎでした。
停電時間2時間。
今朝仕事に行く前に現場を通ってみたら、こんなんなってました。
素早い復旧作業…関電に感謝。
「暗くする」のと「暗くなる」ではこうも心理作用が違うのかとあらためて思ったよ。
何一つ点いてないのはホンキで怖かった。
電気が来てない、復旧も判らないって状態は、電気使いまくりの現代人にはものすごい応える。
それと、豆電球懐中電灯駄目だって思った。暗いんだ。京ぽん2のディスプレイのほうがよっぽど明るかった。
最近流行りのLED懐中電灯、あれ買おう。