電気用品の安全てナニ

全然知らなかったんだけど、4月から中古電化製品の販売が出来なくなるらしい。
その新しい法律自体は2001年4月に施行されてて、5年の猶予が切れるのが今年の4月。
どういう法律なのかっていうと、「古い家電は色々不具合出るかもしれんから、安全と認めないよん。安全じゃないから、業者も売らないでね。売ったら罰金な。施行した時から、申し込みのあった家電はちゃんと調べて安全シール発行してるから、シールないヤツ全部アウト。よろちく~」ということらしい。

大雑把に言うと「シールのないやつリサイクル禁止」という法律。

家電か~なんて軽く思ってたら、これかなり範囲が広い。
ネットニュースで知ったんだけど、対象には音響機器も含まれていて、それでアーティスト側から署名運動が起こっているらしいっす。
「俺はこの年代のこの型番の音が好きなんだ」ってこだわりを持ってる人は多そうだもんね。
それが手に入らなくなる、廃棄になるのを指をくわえて見てなきゃいけないのは我慢ならないと思う。

経済産業省は「ちゃんと施行時に告知もしたしセミナーもしたよ?なんで今頃騒ぐのさ」という態度だそうだけど、それはあくまで「電気機器メーカー」に対してだけで、どうやらリサイクル店および消費者の事はカケラも頭になかったらしい。
特にリサイクル店なんて、4月から商品のほとんどが不良在庫、資産価値ゼロになっちゃうのに。
最低ですな。

自分に当てはめて考えて見ても、結構これイヤな感じの法律。
PS2を中古でいいから買おうかなって少し考えてたし、いずれは中古でサラウンドのセットが欲しいと思ってたのに、そういうのが買えなくなってしまう。

安全なのは確かに大事だと思うけど、なぜ対象を生活必需品だけに絞らないんだろう。
冷蔵庫や洗濯機が火を吹いたら生活そのものに支障が出るけど、プレステやDVDプレーヤーが火を吹いたって全然困らないぞ。
#火事になるとかいう話は別として。
趣味嗜好の電化製品まで対象にするのは納得いかないな。

今の所個人での売買はまだ大目に見ているそうだけど、今後はわからん。

判りやすいまとめサイトがあるのでぺたり。

電気用品安全法@2chまとめ

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