のんびりビール飲みながら映画鑑賞。最高ですねw
うちのDVDレコーダーには「とりあえず見てみたかった映画」と「保存しておきたい映画」が入ってる。
保存用のほうはすぐDVDに移動させるので問題ないんだけども、とりあえず見たかったってやつは、見ないことには消去も出来ない。置いておいてもHDDを食うだけなんで、さっさと消化したいのはやまやまなんだけど、映画って大抵2時間はあるからね…ゆっくりしたい時じゃないと見られない。
さて今日の映画は「21グラム」。心臓移植を中心にした人間模様を描いたものと聞いている。
予備知識ゼロの状態で見ると…駄目だこの映画。わけわからん。
登場人物は「心臓移植を受けた男」「心臓を提供した男の妻」「事故で人を轢き殺した男」とその家族達。
時系列を交差させた撮り方をしてるので、前半はとにかくそれぞれの家族の一シーンが何度もカットインされる。わしは役者も全然把握してないので、それだけでもう誰が誰だかわからない。
後半になってやっとそれが解きほぐされて一本に繋がるんだけど、前半で重要なシーンが何度かカットインしているため、「あー、つまりこうなってこうなるわけね」と先が読めてしまう。いわば後半はその隙間を埋めてるだけ。
わしは「心臓移植」にまつわる精神的なストーリーを想像してたので、非常につまらん展開でした。いい加減飽きて、早送りで字幕読んで終わっちゃったよ。
もっと登場人物を掘り下げた演出をしてくれれば入り込んで見られたと思うんだけど、全体的に浅い。
ストーリーを楽しむと言うよりは、演出の実験的な取り組みを楽しむものなのかもしれん。
年末はアニメ三昧でデッキフル回転。忙しいナァ。