義経…だったらすごいけど

昨日初めてNHK大河の「義経」見たん。と言ってもTVつけたらやってただけで、途中からだけど。
中尾彬がTV雑誌で滝沢くんをほめててさ、「目つきがよくなってきた」って言ってたからどれどれ…って見てみたら、メイクのせいもあるんだろうけど、ずいぶんときびしい顔になっててビックリした。大物俳優に囲まれて磨かれてんのかしらね。

で、ストーリーは屋島の合戦前夜。荒海の中船で平家に攻め込もうとする義経を、戦目付の梶原景時が叱責する。「この嵐では兵が無駄死にするだけだ、この次の戦に備えて今は撤退しろ」。義経は答える。「今攻めなくてはもう機会はない。前進あるのみ」。景時は「今までの兵法にはない、兵が死ぬだけだ。お前は無茶苦茶だ。多くの兵を抱える大将がそんなことでいいのか」とさらに激昂したけれど、義経は「我々には次はない。やるしかないのだ」と答えて物別れに終わる。

今朝ね、郵政法案のことで小泉さんトコに森さんが説得しにいったニュースをワイドショーでやってたのよ。んでね、公邸から出てきた森さんをつかまえて、インタビューの嵐。
その後スタジオにカメラが戻って、レポーターが簡単にそのいきさつをフリップで説明。
森「みんな解散回避に頑張ってる。その頑張りを無駄にするのか」
小泉「前進あるのみ。殺されてもいいくらいの覚悟でやっている」
なんかその説明見てて、ふと昨日の義経を連想した。郵政法案の首を取るためにひたすら前進する小泉さん。その首は次に取ればいいだろう、それより兵力を温存しろと説得する森さん。そんな風に見えた。

義経は結局荒海に乗り出し、屋島の合戦で勝利する。勝利する事によって、景時の考えは杞憂だったことを証明してみせるわけだ。
小泉さんの場合どうなるかね。

14:51追記。
郵政法案否決されたね。今後に注目。

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