うたた寝したのが失敗でしたな。本読んでたらうとうとしてきて、そのまま寝てしまったよ。おかげでだるいっす。
土曜は映画行ってきた。「ネバーランド」。ジョニーを見に行ったようなもんですが、まぁ、ケイト・ウィンスレットの豊満な肉体も見所でしょう。少々オバちゃんぽいけどな。夫を亡くし、四人の息子を必死で育てるお母さん役ですから、オバちゃんぽくもなるもんです。
映画の出来はまぁ…あんなもんでしょ。ピーター・パンの原作者(映画の主人公)ジェームズ・バリに関しては諸説あるらしいので、無難にまとめたって感じかなぁ。優しくて綺麗な映像が好きな人はいいんじゃないかね。
これよりも、ジョニーがティム・バートンと組んでる「チョコレート・ファクトリー」のほうがあたいは期待値大。「チョコレート工場の秘密」というタイトルの方がなじみあるかもね。日本公開が待ち遠しいなあ。
そのあと引越祝いに「紅の豚」を買ってもらい、「ブルース・ブラザーズ」と「妹の恋人」のDVDも買って、ちょっとウハウハ。
「紅の豚」は宮崎駿ファンにはあまり好評ではないようだけど、わし大好き。飛行艇が空を飛び回るシーンはよくできてると思うよ。音楽も心を弾ませるし。
渋いおっさんとオトナな女がはっきりしない関係でたゆたってるのはなんかいいよ~。小娘もまざってくるあたりが宮崎映画だが、まぁそれは放っておこう。
この映画、「未来少年コナン」の時の、どう言ったらいいか判らないワクワク感があるとあたいは思うんだな。
これのフランス語バージョンはポルコ・ロッソをジャン・レノが吹き替えているのだ…ふふふ。渋いぜ。
舞台がイタリアなのに、イタリア語バージョンが無いのが不思議だな。雰囲気が出ていいだろうに。「ポルコ」という名前自体がイタリア語ではかなり恥ずかしいものらしいので、却下されたかな?
「ブルース・ブラザーズ」はwowowでやった時のビデオとかも持ってるんだけど、保存用に。初回販売限定999円だったし。
まぁこの映画を知らない人は居ないと思うけど、めちゃくちゃっぷりは時代を反映してるね。シカゴの町中を思う存分車でぶっ飛ばすシーンとか、今の時代じゃ撮れません。ショッピングモールをぶっつぶすシーンも、廃墟のモールを利用してやったらしいけど、店内を繁栄時のモールそのままに再現したんで、なかの商品がハンパじゃなく高級なものもあったり。そんなの借り出すお金を考えたら、今撮ったら億単位の映画になってしまうわ。
「野生の証明」を見た時も思ったけど、昔の映画の方が無茶してるし、その分リアリティも迫力もあって楽しかったように思う。今は規制が多すぎて、CGでごまかすしかないからちっちゃくまとまってしまってるかもしれんね。
「妹の恋人」はジョニー・デップファンの中ではかなり高得点を稼いでる作品なんで一度見てみたかった。
うーむ。高得点稼いでるのがよく判ってしまった。映画そのものはわりと平凡なんだけど、ジョニーの演技が光ってるわ。(わーなんてえこひいきな発言)
頭の弱い、コメディアン志望の青年の役なんだけどね、無表情にコミカルな演技をしてるところはすげーと思った。吹き替え無しだし。チャップリンがやってた、パンにフォーク刺してダンスさせる演技とかもしてたし。チャップリンとかバスター・キートンの映画をびっちびちに見て研究したらしい。
キートン映画はあんまりなじみないんだよな。無表情に笑いの演技してるのがチト怖くってさ…。
指の方は順調に治っております。左手が使えるありがたみをひしひしと感じてるよ。