今日DVDレコーダーの設置をして、接続後の設定その他をやってたわけですが、CATVのチューナーと接続、レコーダーとの連動などをチェックするのに番組つけっぱにしてたんだわ。
で、なんとなくファミリー劇場のチャンネル。
なんか今日は特集DAYだったらしく、「仮面ライダーストロンガー」を一挙放映しとりました。1話から3話ぐらいまで通してみてしまった。ずっといじくり回してたからね…。
あらためて見ると、何とも言えないアナクロさがありますな。主役のストロンガー城茂、胸にでっかいSの書かれたシャツをずっと着てる。相方の電波人間タックルこと岬ユリ子は毎回衣装が替わっているのに…。それに、まるでマンガのような台詞回しに演技。サブイボ出そうな妙なかっこつけ。宮内洋演じるところのズバットだのV3だのアオレンジャーだの、あそこまで突き抜けたキザならまだ許せるが、これはちょっと…。
そんなんで、人間の姿での進行は見てるこっちが恥ずかしいくらいのもんだったけど、変身してストロンガーになったらやっぱカッコイイ。ヒーローものはやっぱ殺陣がいいですな~。バイクシーンのカメラワークもいいし、見せる魅せる。
しかしタックルの「電波投げ!」とかゆー投げ技はよく判らん。ストロンガーが電気人間で、パンチやキックで接触面から電流を浴びせてるのはわかるけど、電波でどうやって投げるんだ。
あと面白かったんが、ストロンガーの技にビデオなんたら言うのがあってさ、これが今で言うところのビデオカメラ装置。見た画像をスローで再生することが出来る(敵の高速な技を見切る時に使ってた)。昭和50年放映っつーこと考えたらすげーわ。
敵のブラックサタンは人間の体に乗り移って悪事をはたらいとったけど、怪人たちがその体を乗っ取る時、虫みたいのが耳の穴に入っていくの。そのアニメーション(コマ撮り)は上手くて、さすが特撮だと感心した。
SFXとかゆーと、日本の作るもんてなんかちゃっちい感じがするんだけど、特撮と割り切るとなんだか楽しくすばらしく見えてくるのはわしだけ?
「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ 悪を倒せと俺を呼ぶ 俺は正義の戦士! 仮面ライダーストロンガー!」。
この台詞聞いて、「俺のこの手が真っ赤に燃える!お前を倒せと轟き叫ぶ!ばぁぁああくねつ!ゴッド!フィンガーー!」を思い出した…。