不屈の武蔵

早いね~12月ですぜ。

そういえばお友達から結婚と喪中のハガキがいっぺんに来ました。おめでとうと言えばいいのか大変でしたねと言えばいいのか。まぁ喪中の方はほぼ一年前の事のようなので、ここはやっぱりおめでとうだな。おめでとう~。



ところでこないだ、TVをつけたらK-1やってまして。一時期熱心に見てたけど、アンディが突然亡くなってしまってから、あんまり見なくなってた。

いったい今知ってる選手はいるのかねと思ったら、アンディの次に好きだったピーター・アーツと、ホテルで偶然見かけて腹痛も吹っ飛んだアーネスト・ホーストが居た。

よーしピーター応援しちゃうぞとか思ったのに、試合早々肉離れでピーターは試合続行不可能に。ばか~。

よしじゃあホースト応援するぞとか思ったら、なんか今期限りで引退も考えてるとか、欠場した年にチャンプになったヤツとあたっちゃって闘志ボーボーだったりとか、いろんな要素てんこもりで始まる前からドキドキ。

結果は…ホースト判定負け。でも熱い試合でよかったっす。激しく打ち合うシーンてそう無かったように思うけど、互いに次の手を読み合って、じりじりと精神的な戦いをしてたなぁ。気迫のオーラ出まくり。

で、注目されてたのが日本人選手の武蔵。なんか去年決勝まで行ったのに勝てなかったらしい。

正直なところ、全然武蔵には興味なかった。日本人が勝てるわけないよ~って気持ちもあったし。

でもね、すごいのよ! 武蔵再び決勝まで勝ち上がった。しかも準々決勝も準決勝も、延長。決勝時、武蔵11試合をこなしてたの。対する相手のレミー・ボンヤスキーも延長試合をこなしてて10試合消化済み。決勝も勝負がつかずに延長戦、しかもこの勝負だけは延長2回までやる。(普通の試合は延長1回だけ)

二回目の延長の時なんかもう、二人とも精神力だけで戦ってたよ。体は疲労の限界越えてるし、ホントなら立ってるのもやっとだと思うのに、それでも勝負を捨てずに相手に立ち向かう姿がかっこよかった。どっちの選手も全然ファンじゃないんだけど、もう目が離せなくてTVにかじりついてました。

結局ボンヤスキーが判定勝ちしたんだけど、どっちが勝ってもおかしくない試合だったな。それに、ディフェンディングチャンピオンと互角で戦った武蔵はすごいよ。放送席の藤原紀香も大興奮状態でコメント叫んでたわ。

目当ての選手が活躍しなかったのは残念だったけど、今年のK-1グランプリは見応えあった。

来年こそがんばれ武蔵。

でももしピーター・アーツが対戦相手だったらがんばらなくていい。(笑)

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