スチームボーイ

ハイ、また来ましたよ、映画ネタ。本日「スチームボーイ」観てきたっす。

見に行く気は全然なかったんだけど、お誘いを受けたので行ってきた。

自分的には大友克洋ちうたらヘビーなストーリー展開をイメージしてしまうんで、宣伝を見る限り全然ヘビーそうではないこの映画はいったいなんだろうと思ってたのね。大友氏のぬるい映画なんかどうでもいいしー、って気持ちで行ったので、正直期待はしてなかった。

公開されたばっかりなので内容には触れないけど、感想としては、思ってたより面白かったっす。

感じたのは映像技術の進歩やね。デジタル映像がんがんに使ってたんで(後で調べたらフルデジタルだったらしい)、いろんなものの動きがきれいだった(この映像技術でAKIRA作ったらすごそうだ)。展開が早いから中だるみもしないし、19世紀のロンドンを忠実に描いた背景も○。

歯車と蒸気機関にロマンを感じる人は、かなり楽しめる映画だと思うな。

不満が残った点としては、キャラクターが弱いとこ。ストーリーがわりと単純な作りなんで、キャラクターが弱いとサラサラと流れてっちゃうんだよな。

伝えたいテーマがある、というより、主人公の少年時代の一部を描き出してみた、って感じ。

映像の作りは文句なしにいいので、映画館に行っても損はしないと思う。

でも気負って見に行くと拍子抜けするよ。単純に、冒険活劇を楽しもうって姿勢で観るのがいいかも。わしは前売りをチケットショップで買ったので1200円で観てきたんだけど、1600円までなら出してもいいと思った。1800円は高い。



関係ないけど、映画館が全館座席指定でさ。前の席に座ってるダチョウの頭に似たおっさんの座高が高くてさ。移動したかった。(T-T)

ああ、ついでに。

客層はかなり謎だった。兄ちゃんの二人連れ、カップル、女性二人連れ、おっさん。これらの人々がまんべんなく居た。あえて言うなら兄ちゃん二人連れが比較的多かったかな?

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