下の方の「本」で本を買ったとあるけんど、何かっつーと昔はまったゲームのノベライズもので。たぶんプレイしてた時も日記に書いてたと思うけど、「吸血殲鬼ヴェドゴニア」ちう、一応ジャンルはエロのゲーム。
プレイ当時から「活字になれば絶対読むのに…!」って思ってたんだけど、その本が前に発売になっててね。ただ上下巻になってたから、買い控えてたん。ここんとこタイクツの虫にとりつかれてたからやっと買った。
エロ分類されてるわりに、エロより戦闘シーンの方が超絶カッコイイというけったいなこのゲーム。シナリオライターもどっかで書いてたけど、「日常やエロでは全然立たないキャラが、戦闘シーンになるとやたらキャラ立ちする。しかも戦闘能力に比例している」という…。
マルチエンディングのゲームがノベライズされると、どうしても全てをカバーすることが出来ない。だもんで、本の方は印象深いエピソードを上手く使って一本に仕上げてあった。もともとエロがかなりどうでもいい扱いだったから、本はエロ抜き。綺麗に纏まってて読み応えはまーまーでした。ノベライズものってシナリオライターが書く訳じゃないから、実は若干不安だったんだけどね。
読み終わったらまたプレイしたくなっちゃった。
手元に既にゲームがなかったから、廉価版も販売されてることだしと買いに行きましたよ。エロゲコーナーにたむろする青年達に混じるのはちょっちコワかった…。
んでさっき全シナリオクリア。シナリオ重視だから分岐なんてろくにないし、ゲーム性は低いんだけど、わしは文章として読みたかっただけだからどうでもよし。本では飛ばされちゃったシナリオが読めて満足満足。
戦闘をプレイしなくてはいけないところはたいしたことないんだけど、読ませる戦闘シーンはやっぱり超絶カッコイイ…。本と違うところは、効果音とかが入っちゃうトコだねぇ。チタニウムのフロントカウルが銃弾をはね返す「キキキキキンッ!」てSEとかはもううっとりする。時速300キロを8秒で走るバイク(どんだけすごいのか想像もつかん)でドリフトターンするシーンもカッコイイしな~。装甲戦車2台を相手にバイクを駆り立てるシーンは何度見ても飽きない。
#全然エロゲの説明に見えんね、やっぱり。
ノベライズに合わせた内容でいいからOVAとか見たいな~。前作の「Phantom of Infelno」はOVAになったんだからヴェドもやってくれんかな。