NECがキューハチシリーズの生産終了するそうで。
なんか時代が終わる感じがするね…。
今は小学生でもパソコンいじる時代だけど、ウチらが子供の頃は、パソコンなんてごっつ趣味のシロモノだった。
中学の入学祝いで弟がX1を買ってもらったから、ベーシックでへぼいプログラムを書いて、丸書いたり無限ループで線を引き続けたり、そんなことばっかやってたなー。
時代はその頃ハチハチ。キューハチはちょっと高嶺の花だった。
記録媒体なんかカセットテープですぜ。セーブするのに30分なんてザラ、しかもセーブに失敗してることもザラだった。
んで、パソコン抱えて遊びに行くなんつーのも割と普通で(当時パソにあわせたソフトウェアが多かった)、弟の友達がハチハチ抱えてよく来てた。
弟が高校に上がった頃に、X1ターボが来た。今度は5インチFDD、2ドライブのちょっとマトモなヤツ。
んで弟の友達はキューハチにグレードアップ。やっぱり抱えて遊びに来る。
キューハチは他のに比べてゲームに強かったから、キューハチだけでしか出来ないのも多かった。グラフィックが綺麗でねぇ。すごいなと思ったよ。
今でもその時のこと覚えてる。オープニングで主人公の美少女がまばたきするだけなんだけど、当時アニメーションする事自体もの凄い事だったから、ごっつ感動した。8色のしょぼしょぼグラフィックなんだけどね…。
思いついたので、ちょっと検索。タイトル覚えてたから。
「アルファ 1986年 スクウェア パッケージデザイン いのまたむつみ」
スクウェアだとー! 昔からいいゲーム作ってんじゃねぇか…。
昔のゲームは難易度が高かった(ヒントがろくにない)からクリアは出来なかったんだけど、一生懸命やったよ。人のパソコンで。(笑)
その後時代はどんどん流れて、憧れのキューハチを手に入れたわしはギリギリまでグレードアップを頑張ったり、限界を感じて自作機作ったりした。今も自作機が鎮座ましましている。
でもキューハチへの憧れがなかったら、今こうやってパソコン自分でいじってないだろうね。
ご苦労様、キューハチ。