何をトチ狂ったのか、土曜の夜あまりの眠さに23時に床についたら、日曜の朝6時前に目が覚めたよ。電池を入れ替えたせいで目覚ましが枕元に無く、何時か判らないまま起きたらそんなんだったのだ。
なんてすがすがしい日曜の朝! …とかは思わんかったな~。いやすがすがしかったけど、なんか睡眠を損した気分で。(←ダメ人間)
ほんで朝からゲームしてたんだけど、ふと思い出したんでテレビつけてみた。
アバレンジャーが終わるところだった。そのままつけっぱなしにしておくと、8時から仮面ライダー555が始まる。
どーでもいいけど555はファイズと読むそうな。あたしゃゴーゴーファイブとしか読めんかったよ。
クウガだのアギトだの龍騎だので小さなお子様方の「お母様」をゲットしたと噂になっとったが、555もしかり。いわゆるイケメン顔のステキな青年がライダーに変身するわけさ。
それはいいよ。別に。
しかしストーリーの展開が。
ウチらの世代だと少年達の戯れる所に怪人乱入、事件になり、ライダーがカッコよく現れて戦闘員どもをなぎ倒し、本日のメイン怪人を倒して「戦う日々に終わりはないのか!?」とかナレーション入って放送終了。人物背景は単純明快、基本的に一話完結。
対して555。よぉわからんが、敵方でも内部抗争がある様子。アクマイザー3(覚えてるヤツおるんかい)のごとく悪の組織から逃げ出して途方に暮れている男二人と女一人。ライダーは借金を返すためにクリーニング屋で住み込みバイト、ここでも男二人と女一人の生活。
あ、一応悪の組織はちゃんとあります。それはそれで、脱走組を追う一方ライダーも追っているらしい。
脱走組の男Aはクリーニング屋の娘に惚れており、クリーニング屋の男は脱走組の女に惚れており、脱走組の女は脱走組の男Aに惚れているという訳のわからないラブコメ展開が延々と続き、ライダーっぽい展開が始まった時は8時20分を既に回っておりました。そして悪の女幹部にライダーはベルトを奪われて変身が解け、絶体絶命どうなるライダー! 続く。
えっとー。
悪の組織が絡んでるシーン飛ばしたら、全然仮面ライダーと関係ないんですが。
唯一特撮らしかったのは、悪の女幹部が変身した姿がまさに「きぐるみ」で、腰とかに皺寄ってたことくらいかなあ。変身シーンは思いっきりCGでメタリックだっただけに、柔らかそうな着ぐるみボディが懐かしかったよマジで。
わかりやすい勧善懲悪劇のほうがやっぱし好きだなあ。人間関係ごちゃごちゃしてんのは夜のドラマに任せておけ。こんなん特撮じゃねぇよ~。しくしく。
余談。テレビつけた時はアバレンジャーのエンディング、そして終わりの歌だったわけだけど、「アバアバアバアバアバレンジャー♪」というフレーズが頭にしみこんで取れん…。