京都伊勢丹まで「エリザベート展」見に行って来たっすよ。一緒に行ったコがこのエリザベートのミュージカルすっごい好きで、それのお供だったんですが。
わしも詳しいことは知らんのやけど、エリザベートちう人はオーストリア・ハンガリーの皇妃で、無政府主義者に暗殺された悲劇の人ってので、なんか最近注目されているらしい。ミュージカルは日本でも上演してたしね。
#宝塚でも上演した。
まあ綺麗な人ではあった様子。残された肖像画を見る限り、かなり美女。
なんかこの人美容に命賭けてたらしくって、ダイエットから美白から徹底的にやってたらしいっす。彼女のベルトとか展示されてたんだけど、胴回りが冗談みたいな小ささ。解説を読むと…ウェスト50㎝だって! 頭も通らないよそんなサイズ! 靴も展示されてたけど、それもちっちゃかった…。
美しくない自分てのは許せないようで、細密画とか肖像画とかは若い時のしかない。老醜を描写されるのが嫌で描かせなかったらしい。年配になってからは特注の扇(革張りの扇子)を作って顔を隠すのを常としていたらしいし、平安時代の姫みたいですな。
彼女がもてはやされる理由ってのはちーともわからんのだが、かわいそうな人だったらしいんはわかった。なんか皇帝に是非と望まれた時「彼が靴屋の息子なら良かったのに」っつったらしいんだけど、これがすべてを表しているようです。
皇妃という地位、そして束縛、責任を、彼女はいっさい望んでいなかった、ということ。
自由な生き方を望んだ貴族の娘が、皇帝に見初められてしまったのが一番の不運だったんだろうね。
うーむ。感想らしい感想でもないっすね。
「人体の不思議展」の感想ならいくらでも書けたんやが…ついに行き損ねてしまった。ちぇー。