透明人間

久しぶりに映画の話でも。

wowowで「インビジブル」やってたんで観たん。演出を現代に合わせてリメイクした「透明人間」ですわ。

まぁSFXとCGがいかにすごいか、ってのが見所かな。透明人間を演じるケビン・ベーコンがいい感じなんだけど、透明人間になったあとは顔がない…当たり前ですが。

「まぶたも透明だから目を閉じても意味がない、まぶしい」ってくだりはミョーに信憑性あったっす。

生身の体が透明化していくCGは圧巻だよー。ケビン・ベーコンの動きとCGをリンクさせるのはたいへんだったろうなぁ。

(透明化の薬を投与されたケビンはその副作用によりのたうち回って苦しみ、その姿がだんだん消えていくのだ)

まぁ一応ホラーというかパニック的な映画なのでその後は陰気な展開もあるわけだけど、現代の技術ならではの映像は結構観る価値あるかも。

で、関係ないけど。

透明になったケビンがシーツを被って眠るシーンがあるんだけど、当然姿がないわけだからシーツだけがぽっかり盛り上がっているのね。

昔大阪四ツ橋に「電気科学館」(今は設備を新しくして引っ越し)つーところがあったんだけど、そこに「透明人間の部屋」がありまして。

電気の力でカーテンが開いたり椅子が揺れたりするだけなんだけど、あたかも人が何かをしているかのように見せかける趣向なわけ。
作った頃は未来的だったんかもしれんけど、科学も進んで、閉館する頃にはすっかりチープで時代遅れになった科学館だった。

でもそれが凄い好きでねぇ。通ったよ~。

で、何が言いたいかというと。

ぽっかりふくらんだシーツは、電気科学館で見たうそっぽい透明人間のベッドに似ている。

最先端の技術で作ろうが、大昔の電気仕掛けで作ろうが、結局見え方はおんなじか。(笑)

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