美容院は社交の場です

ひさーしぶりにカットに行ったよ。伸ばす方向で考えてたから、段がある程度伸びるまで放置してたん。

カットしてくれたのは綺麗な赤に髪を染めた美容師さん。元気で明るくて笑顔のキュートなおねーさんだ。

カットはまぁまぁ上手だった。ヘアスタイルから色から、こっちがろくに話さないうちにどんどん決めちゃったのはちょっとどうかと思ったけどさ。ま、ワタシ自身ヘアスタイルなんか、おかしくなきゃいいって感じなんで構わないんだけど。

困ったのは、話好きなこと。元気で明るいおねーさんというのは大概お喋りなんだよな。

隣りに座ってたおばちゃんがどうも常連らしくって、自分の担当の美容師だけでなくワタシの頭をいじってるねーさんにも話しかける。ねーさんはそれに答え、その話をワタシにも振って会話しようとする。なんとか会話の糸口を掴もうとしてるのね。

が、ねーさんが持ってくるネタは、ワタシには全然興味のないことばかりで。結婚だの子供だの車だの。ええとかはいとかそうですねくらいしか返事が出来ない。

それならそれでこっちからネタを提供してやりゃいいのかもしれんけど、そもそもワタシの興味あることって美容師さんとは縁のなさそうなネタばかりなんだよな。ああいう華やかなおねーさんに「あずまんが大王面白いですよー」とか「安彦良和のガンダム・ザ・オリジンは1stファンを釘付け」とか言って通じるとは思えない。だもんで、わしの方からはろくに喋らなかったっす。

反応の鈍い客と二時間接するのは疲れたろうなと思ったよ。けど、わしも疲れたんだ。

頼むから散髪は黙ってやってくれ…。

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