ゲームとネットと食う事に終始した休みだった。まぁ久しぶりにのんびりなんだからいいよねぇ。
今日は友達が見つけて代理購入してくれたDVD見た。「シリウスの伝説」。コレはサンリオ製作の、81年の劇場公開映画。当時わしは友人と見に行ったんだけど、クライマックスシーンで隣に座ってた(見知らぬ)お姉さんが大泣きしてたのがやけに印象に残ってた。
今なら大泣きしてた気分が判るよ。わし、DVDみてぼろぼろ泣いた。公開時は全くの子供だったから、悲恋てーのが理解出来なかったんよ。頭で判っても感情移入は出来なかった。
筋は簡単に言うと、ロミジュリもの。それをサンリオならではのファンタジックな舞台で演出した作品。
少年が少女を迎えに行くシーンが劇的でね…。少年が「好きだ」の一言を残して少女の前で命を落としてしまうと、一度は立場を考えて拒絶した少女が絶叫して駆け寄り、死への一歩を踏み出すシーンは、何回見ても泣く。
良い作品は、何年経っても色あせないんだなぁと実感したよ。
サンリオはいい映画を結構作ってる。昔サンリオ文庫ちうSFファンタジー系のものばかり扱った出版社があったんだけど、そこもいい外国ものを本にしてくれてた。どっちも今やってないのが残念。
キティちゃんだけだとあなどってはイカンよ。サンリオ、実は凄い。