人にそーゆーことをなすりつけてはいけないとは思うですが。
体は不調でもヤル気だけは満々なので、以前からやってみようと思ってたことにチャレンジすることにしました。
「うちのドールに浴衣を作ってあげる」。
うちのお母んは和裁が出来るし、和裁は基本的に直線縫いだし、これならワタシにも出来るかな、と。
で、作り方を伝授してもらおうと思って聞きに行きました。
「あーしてこーしてこうなって」「ちょお待って、ここはどうすんのん」「ここは後でええねん。ほんでこーしてあーして」「ここの長さは」「ここは○/6センチ(注:人形は人間の1/6サイズです)」「ここは」「ここから△/6センチ」「ほな布の端までで(○+△)/6センチ?」「ちゃうがな、ここが○/6センチでここが△/6センチ」「ほな布の幅は結局何センチやねんて!」「反物の幅は決まってるからええねん」「これは反物ちゃう」「だいたいでええねん。和裁はそんなもんや」………。
説明するのが嫌んなったらしくて、結局母親は余り布を裁ちだして説明始めたです。終わった頃には全て裁断され、縫うばかりの布きれが…。
その間もずぅっと言ってたです。「だいたいでええねん」。
お母んは自分が出来るからそれでいいかもしれんが、わしは初心者やどー!だいたいでやったら失敗するやんけ。
「…おかーさん。おかーさん、人に説明すんの、ごっつ苦手やろ。ほんで、もたもたしてんの見てられへんようなって、自分でやった方が早いわ!て、やりだしてまうタイプやろ」
「うん、そう」
思えば学校通ってた頃、宿題の縫い物も趣味のお菓子作りも、お母んに教えてもらっていたはずが、いつのまにかワタシがアシスタントになってることが大半だったような気がする。たびたび聞きに行くと、居ても立っても居られなくなるのか手を出しに来るのね。んで、難しいトコはみんなお母んがやって、仕上げだけワタシとか。
そんなんだから、わし、だんだん何にもやらなくなったような気がするんだよな。ヤル気で始めても、取られちゃうから。
まぁワタシも既にオトナですし、お母んに意見も出来る年齢になりましたから、極力手を出させないように縫い始めたいと思います。取られたくないもん。(^_^;)
#しかし夏が終わるまでに成功品が出来るんだろうか…。(^_^;;;)
P.S.ワタシも「自分でやった方が早いわ!」という人です…。